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不登校生活にピリオド!?「無理しなくていいからね」期待はせず話半分に受け止める母<不登校一週間>

  • 2024.9.23

マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。「学校が合わないのであれば、娘が集団で頑張れるところを探そう」と不登校を受け入れ、次の行動を考えていたマミヤさん。一方で先生方は「どうにか学校に来られるように」と考え、さまざまな提案をしてくれました。

そして不登校4日目、日中は親子でおでかけしたり実験をしたり、充実した時間を過ごしたしぇーちゃん。突然、夜寝る前に「私、給食がなければ学校に行けるかもしれない……」と言い出しました。

そして翌朝、やはり「月曜日から学校に行く」と夫に宣言。
「たくさん休んで元気になってきたし、いつかはひとりで頑張るところに行かないといけない。友だちもいるし、もう少し学校で頑張ってみようと思った」とのこと。

しぇーちゃんには「やっぱり無理だと思ったら言えばいいからね」と話しつつ、マミヤさんは学校の先生に連絡することに。

不登校は1週間で終わりを告げる!?

学校の先生から、交流級の授業に参加するのがつらい場合には、別室でも授業が受けられると提案されました。


・1時間でも2時間でも居られる時間で構わない
・運動会の練習はつらいときは見学していい
・別室で授業を受けることができる


しぇーちゃんの様子に合わせて臨機応変に対応可能という先生の話は、マミヤさんとしぇーちゃんの心を軽くしてくれたのではないでしょうか。

この時点で不登校の期間は実質1週間。夏休みとは異なり、終わりが見えない期間だからこそ、どう過ごしていけばいいのか不安になることもあったでしょう。

しぇーちゃんの心に寄り添いながらも、学習面や生活面で学びを得られるように、予定を立てて計画的に過ごしてきたマミヤさん。しぇーちゃんへの深い愛情を感じますね。


著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ

ベビーカレンダー編集部

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