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ある日、突然判明した妹の病気『子宮頸がんと闘った妹の話』

  • 2023.7.9

「また来年」。きっと皆さんが気軽に使うであろうその言葉。しかし、もしそれが叶うかどうかも分からない…。そんなことがある日突然分かったとしたら、皆さんはどうしますか?今回ご紹介する作品はつきママ(@tsukimama34)さんがインスタグラムで掲載した連載漫画です。つきママさんのフォロワーさんが経験した大切な人との思い出。そしてつらい別れ…。『子宮頸がんと闘った妹の話』をご紹介します。どうぞご覧ください。

腰が痛い…。それがすべての始まりだった…

この作品の主人公はスミレさん。つきママさんのフォロワーさんです。スミレさんには双子のようにそっくりで仲良しの妹のサクラさんがいました。

ある日、腰痛を訴える妹のサクラさん。歳のせいかな、なんて笑いとばすサクラさんですが、今思えばこの腰痛が最初の異変だったと言います。サクラさんの身に何が起きているのでしょうか。

まさか、妹がステージの子宮頸がん?

体調が悪くなった妹のサクラさんは、病院で検査を受けることになります。そこで知った衝撃の真実。なんと、サクラさんはステージ4の子宮頸がんだということが判明します。

もし、突然家族に癌が見つかりステージ4と診断されたら、どうしますか…。突然のことに現実を受け入れることはできないでしょう。しかもステージ4という絶望的な診断。なぜ、自分の妹が、とスミレさんも受け入れることができなかったはずです。

今目の前で元気なサクラさん。しかしその体の中では確実にサクラさんを苦しめる病気が潜んでいます。この病気を気に、スミレさん一家の生活は激変していきます。

来年も見られるかな…ふと零す弱音

ふと、桜を見上げるサクラさん。来年も見られるかな、と思わず不安が零れます。皆さんにとっての桜は来年の楽しみかもしれません。

しかし、サクラさんたちにとって「来年の桜」はとても特別なもの。命の期限を知ってしまうと、途端に世界の見え方が変わるものなのかもしれません。

サクラさんが来年も桜を見られるように、祈ることしかできないことが歯がゆいですよね。季節の移ろいが尊いと感じることは素敵なことですが、それが病気の発覚とともに感じることは少し複雑ですね…。

著者:ゆずプー

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