子供に夏休みに体験させたい！「ふるさと納税」体験型返礼品3選

ふるさと納税には、子供に貴重な経験をさせてあげられる“体験型の返礼品”があるので、夏休みのような長期休みに楽しむのも一つです。

『月刊コロコロコミック』（小学館）とのコラボ企画、親子でできる溶接体験の返礼品があるのは静岡県沼津市で、寄附額4万5,000円で体験チケットがもらえます。

この体験では、溶接とは何かを学んだあとに、実際に親子で溶接体験をし、オリジナルの鉄のフォトフレームを作ります。最後に、溶接の鉄人認定証とマンガ家・曽山一寿先生（代表作『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』など）の書下ろしマンガがもらえます。

注意点は、チケットの有効期限が1年以内であること。体験できる子供の推奨年齢は10歳以上ですが、それよりも小さくても体験できます。

凧揚げのようにガイドワイヤーでつながれた状態で飛ぶトーイング・ハンググライダーの体験飛行ができるのは、山梨県忍野村で、寄附額2万円で2人分のチケットがもらえます。

通常のハンググライダーと違ってガイドワイヤーでつながっており、座ったままで操作がいらず、大人から小さな子供、高齢者や障害者も体験できます。

空を飛ぶ体験中は富士山が望め、写真や動画の撮影もできます。

チケットの使い方は、1人2回ずつ飛ぶ以外に、1人で4回飛ぶ、4人で1回ずつなど自由です。また4歳未満の子供は、大人と一緒に体験できます。

自然豊かな沖縄で子供だけのバス遠足をしてくれる返礼品があるのは沖縄県恩納村で、子供1人が参加するのに必要な寄附額は9万2,000円です。

遠足のプランは、子供の年齢や性格、親の希望に合わせて都度作ってくれ、海や磯で遊ぶ、洞窟探検、宝探し、生き物の観察などさまざまな体験ができます。また遠足にはベビーシッターが同席します。

また4時間ほどの遠足の間は、保護者は子供なしで観光を楽しめます。

今年の夏休みに間に合うかどうか、空き状況があるかどうかは、それぞれのサイトで確認が必要です。ただ、普段と違う体験は、きっと夏の思い出になるはず。気になる体験に合わせて旅行の計画を立てるのもいいかもしれません。

文・佐々木佐奈（ライター）
編集・dメニューマネー編集部