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本気に見えて実は脈ナシです…! 男性が本命彼女には「絶対しない行動」

  • 2023.7.8

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、音信不通で別れたはずの元カレからデートに誘われた、26歳女性のお悩み。

音信不通で自然消滅した元カレと、復縁はある?

『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。
みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!

さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。

お悩み:マッチングアプリで知り合った男性から「めちゃくちゃ好み」などと猛アプローチされて付き合うことにしました。しかし1か月も経たないうちに彼が大怪我をして入院。退院後も松葉杖生活を余儀なくされてデートどころではなく、そのまま連絡が途絶えてしまいました。

もちろん私は心配して「大丈夫?」「できることあったら言ってね」など何度もLINEしましたが、いくら連絡しても未読スルー…。しかしつい最近、3か月ぶりにLINEを送ってみたところ「連絡しなくてごめん」と返信が届き、何度かやり取りを続けるなかで「ごはん行かない?」と向こうから誘われました。

音信不通になるような男性とは、仮に復縁できてもうまくいかないとわかっています。それでもまだ好きな気持ちがあり、会いたいです。私はこのあと、どのように行動すれば良いでしょうか。(26歳・会社員)

音信不通だった元カレから、3か月ぶりに返信が届いた理由は…

会いたい気持ちがあるなら、会いにいけばいいのではないでしょうか。彼から誘われたのだし、食事くらい行ったらいいのではと思います。

ただし当然ながら、ただの友人としてです。

相談者さんは「復縁できるかも」という淡い期待を抱いているようですが、彼にそんなつもりはありません。そもそも、彼の中で相談者さんは本当に彼女だったのか…その前提すら怪しいくらいです。

考えてみてください。大怪我による入院、そして松葉杖生活…心身ともに大変な状況であったことを差し引いても、心配している彼女からのLINEを何か月も未読スルーしますか? 認めたくない事実かもしれませんが、彼は相談者さんを口説き落とす過程を楽しんでいただけだったと考える方が自然ではないですか。

相談者さんが3か月ぶりに送ったLINEに返信してきたのは、今はもう彼氏・彼女の関係ではないという共通認識を得たうえで、何の責任も負わない状態で艶っぽいやり取りができると思ったからです。

彼の誘いに乗るのは構いませんが、現実はしっかり受け止めて、あくまで友人として会いましょう。

今は恋人同士でもないし、彼は復縁を望んでいません。なし崩し的なスキンシップは絶対にしない・させないよう、しっかり一線を引いてください。夜の約束でお酒が入る場合はより一層注意してくださいね。

もし彼が「やり直したい」と言ってきたら

もしかすると、再会時に盛り上がった彼が「あの時はごめん」「やり直したい」などと言ってくる可能性もなきにしもあらずです。

しかし忘れないでください。相談者さんもご自身でおっしゃっているとおり、彼は「めちゃくちゃタイプ」などと言って口説いてきたくせに1か月やそこらで音信不通になるような男です。そんな彼と復縁したところで、幸せな恋愛ができるとは思えません。

それでも相談者さんが彼を好きで、復縁したい気持ちを抑えきれないというのなら、せめて彼に「もう二度と音信不通なんて真似はしない」と約束させてからにしませんか。

彼が復縁を口にしたら、すかさず釘を刺してください。「私、音信不通になる彼氏とか絶対に無理だから」と真顔で伝えるんです。ーーここで彼が「そんなこと言わないでさぁ」みたいに冗談めかしたり、相談者さんを丸め込もうとしても絶対に流されないこと。なし崩しで復縁してしまったら、また同じことをされて終わります。

そうではなく、彼が相談者さんの訴えを真面目に受け止めて「二度としない」「必ずマメに連絡する」と真摯に約束するなら、一度は信じてあげても良さそうです。

筆者紹介

安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。

©Maria Korneeva/Getty Images

文・安本由佳

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