パトゥのデカすぎる「ビッグシュシュ」が注目の的

パトゥ（Patou）の2024年春夏コレクションに登場した、存在感抜群な「ビッグシュシュ」に注目。（フロントロウ編集部）

パトゥの2024年春夏コレクションのテーマは「ダンシング・ダイアリーズ」

2018年にギョーム・アンリをデザイナーに迎え、ジャン パトゥ（Jean Patou）からパトゥ（Patou）にブランド名を変えて一新したパトゥが、パリで2024年春夏コレクションを発表。

日本でも人気が高いパトゥの2024年春夏コレクションは「ダンシング・ダイアリーズ（Dancing Diaries）」と名付けられ、その名の通り夏の長い夜に楽しく踊って、気持ちよく過ごしたノスタルジックな思い出を表現している。

ミニ丈のスカートやワンピースが多く、カラーも春夏らしくブルーやオレンジ、ピンクといったポップなものを中心に集められたパトゥのショーには、注目すべきアイテムが。

それはシュシュ。一般的なシュシュだと手のひらサイズだが、パトゥのショーに登場したシュシュは超ビッグサイズで、ヘアにセットしてもまるでハットをかぶっているかのような存在感。あまりにも大きすぎるため、一見カチューシャのように見えるが、シュシュなのだ。

また、ビッグシュシュはヘアアクセサリーとしてだけでなく、ブレスレットとしても使用可能。ランウェイを歩くモデルたちも、ビッグシュシュを腕につけてウォーキング。手につけていてもその存在感は抜群だった。

ここ数年はトレンドにカムバックしていたシュシュの人気が、パトゥの提案でさらにヒートアップとなるか。