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EXO・D.O.主演映画『THE MOON』、監督が大満足のディテールさ…韓国版『ゼロ・グラビティ』誕生なるか

  • 2023.7.8

月と宇宙を完全に再現した。

今夏、観客に広大な月と宇宙の姿を鮮明に伝える映画『THE MOON』(監督キム・ヨンファ)から、圧倒的なビジュアルとそのためにすべてを注ぎ込んだスタッフの姿がそのまま盛り込まれた映像が公開された。

予期せぬ事故で、一人で月に孤立した宇宙隊員ソンウ(演者EXO・D.O、本名ド・ギョンス)と、彼を必死に救おうとする元宇宙センター長ジェグク(演者ソル・ギョング)の死闘を描いた映画『THE MOON』が「国内初の月探査日誌」映像を公開した。

今回公開された映像は、スクリーンだけで得られる経験に満ちた「体験的な映画」を作りたかったキム・ヨンファ監督とVFX、美術、撮影などのスタッフがともに歩いた過程がそのまま盛り込まれている。

(画像=CJ ENM)

「実際に宇宙に行っているような感覚」が『THE MOON』の視覚的な目標だったという美術監督は、有人宇宙船に対する想像図や計画図を探して基礎設計を合わせた後、専門家たちに意見を求めNASAの方式通りに宇宙船「ウリ号」をデザインした。

一つひとつ全てに自信満々

キム・ヨンファ監督は、実際にNASAで使う部品と材質で作った宇宙船の中の基板と操作パネルまでディテール一つひとつに万全を期したと自信を表わした。作品の中に登場する月面車は、「今すぐ月に行って運行できる車」と自信を持って言うほど最強の完成度だとか。

美術チームの繊細な手つきは、劇中のジェグク(演者ソル・ギョング)のいる宇宙センターでも光を放った。ソル・ギョングは「初めてセットを見て感謝の気持ちを感じた。クオリティの高いセットのおかげで、深い没入を成し遂げることができた」と感謝の言葉を伝えている。

(画像=CJ ENM)

キム・ヨンファ監督は実際、モニターから出る光が「(セット撮影の)撮影的な側面での短所を克服した」と満足感を示した。

チン・ジョンヒョンVFXスーパーバイザーは、「月の上でのアクションにも心血を注いだ」と強調。重力が弱い月の上で起きる爆発と衝突を差別化して描き出すため、数多くの科学実験資料を土台に想像力を発揮し、ソンウが月の上で体験する脅威に緊張感を与えた。

キム・ヨンホ撮影監督はこのすべてを盛り込むために「大体45個のレンズ、4・5種類の群」と、自身のこれまでで最も多くのレンズを使用したと驚かせた。

地球と月で使用するカメラを完璧に差別化し、NASA内部や宇宙船内部、月面などそれぞれの空間で光と大気の有無によって深さと鮮明度に違いを与えながら撮影した。

スクリーンだけで可能な圧倒的な水準の映画的体験を約束する『THE MOON』は8月2日、韓国の劇場で上映される。

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