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「一緒に親になるんだから」どこか他人事だった夫の決意に涙した日<不安だらけの妊娠記録>

  • 2024.9.30

穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。妊娠をきっかけに、体の変化や生活の制限を感じ始めていたみかんさん。しかし夫は、誘われればごはんを食べに出かけたり、お酒も飲めたりと、大きな変化はありません。そんな姿を見ていると、どうしても自分だけが我慢しているような気持ちになってしまい、夫にも同じ苦しみを味わってほしいという黒い感情も芽生えてしまうのでした。

妊娠中期にさしかかると、夜ガッツリ寝ているはずなのに、日中も強い眠気に襲われてしまい、昼休みの昼寝が日課になっていました。家事も仕事もちゃんとしたいと思いつつ、常に無気力でダルく、思ったように体が動いてくれません。そんな日々を過ごしている中、ついに性別がわかるかもしれない妊娠20週目の健診がやってきました。みかんさん夫婦の予想は女の子ですが、果たして結果は……!?

ちゃんと伝わってたんだ…!

医師から告げられた赤ちゃんの性別は「男の子」。夫婦の予想は外れてしまいましたが、性別がわかったことで名前や育児用品の準備も進めようという気持ちが強くなりました。そんなみかんさんの様子を見て、夫が話し始めました。みかんさんから言われた言葉についてずっと考えていたこと……。そして、会社に育休の交渉をして、一緒に親になるためにかけがえのない時間をともに過ごしたいと思っているということ……。


妊娠をどこか他人事のように思っていると感じていた夫から予想外の言葉を聞いて、自分の気持ちがちゃんと伝わっていたことがうれしくて、思わず涙してしまったみかんさん。里帰り出産を決めていたので、夫には出産予定日の翌月から育休を取得してもらうことになりました。

赤ちゃんの性別がわかると、一気に現実味を帯びてきますね。そして、今だからこそ経験できる時間を共有し、一緒に親になろうと言ってくれた言葉には本当に励まされます。「ひとりではない」と思えるだけで、乗り越えられることもあるでしょう。一緒にママとパパになる初めての育児。かけがえのない時間を過ごしてほしいですね。

監修/助産師 松田玲子


著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん

ベビーカレンダー編集部

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