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「ぶっちゃけ不登校のほうがラク」母が本音を暴露!?学校に通うと大変になるワケは?<不登校一週間>

  • 2024.10.3

マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。

今の学校の環境を変えるのは難しそうだと感じたマミヤさんは、「娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきりと先生方に伝えました。

しかし、先生方は何とかしぇーちゃんが学校とつながれるよう思案し、


・支援教室で好きな図工だけ受けないか
・1日1時間でも保健室登校するのはどうか
・スクールカウンセラーに相談してみてはどうか


といろいろな提案をしてくれました。

面談を終えたマミヤさんが、そのことをしぇーちゃんに報告すると……。

何なんだ!あの四角い建物は!

※訂正:(誤)学校へ気持ち→(正)学校への気持ち

面談では不登校について話をしたものの、すぐには先生方に受け入れてもらえなかったことをしぇーちゃんに伝えると、「学校は本当にいるのが大変なんだ!」と怒りながら教えてくれました。

内に秘めていた怒りを出すのはいい傾向と思い、否定せず聞いていたマミヤさん。
しぇーちゃんに、「ママも私が学校へ行ったほうがいいと思っているでしょ?」と質問され、再度「親のために学校に行く行かないを選択しなくていいよ」と伝えました。

また、「学校へはもう行かない」とマミヤさん自身の気持ちを切り替えるため、そしてしぇーちゃんを不安がらせないためにも、家にあった学校給食の献立を処分し、GPSを解約したのでした。

しぇーちゃんの選択に対して、決して否定せずに寄り添うマミヤさん。
学校でとても頑張っていたしぇーちゃんにとって、自分を理解して受け入れてくれるお母さんがいる家は、すごく安心できる場所なのでしょう。親はいつでも、子どもにとっての安全基地でありたいものですね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ

ベビーカレンダー編集部

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