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激ヤバ女性兵士に衝撃の過去→気持ちの整理が出来ません…【米軍基地で働いてみた(7)】

  • 2023.7.6
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<激ヤバ女性兵士に衝撃の過去→気持ちの整理が出来ません…>米軍基地で働いてみた[#7]

<前回の続き>紛争地域から帰還した兵士の中に、キムという女性兵士がいました。
彼女は、私達スタッフに挨拶もせず、非常に横柄な態度を取り続けていたのです。

危険な任務の後で精神的に参っている可能性もあるだろうと丁寧に接していましたが、毎度横柄な彼女に我慢も限界に達していたある日のこと。

珍しくタンクトップ・短パンで現れたキムを見て「ハッ」としました。
彼女の腕や足には、無数の傷跡に火傷跡まであったのです。

若い女性ながら激しい戦闘に身を置き、その上故郷で家族と再会できないまま新しい基地へ赴任するなんて…。
彼女の境遇を想像して切なくなった私は、「どんな態度を取られても彼女に優しくしよう!」そう心に決めました。

そんなある日、仲良くなった兵士と話をしていると自然とキムの話題に。

「彼女、ケガしてるけど結構危ない任務だったのかな。」と兵士に言うと、彼の顔が急にこわばり険しくなりました。

「マズい事聞いちゃったかも…秘密の話だったかな…」と心の中で冷や汗をかく私。

しかし、彼はため息をつきながら「違うよ!あいつは移動中のバスで酒とタバコを持ってふんぞり返って、体を窓から出していてケガしたんだぜ!自業自得さ!こっちはいい迷惑だったよ!」という衝撃の事実を告白したのです。

軍務は命の危険と隣り合わせで、兵士同志の結束や信頼は固いはずなのに…。
仲間からのまさかの発言を聞いて驚いたと同時に、キムに勝手に同情してどんな態度にも優しく接していた自分を情けなく思い…落ち込みました。

そういえば彼女は、私達スタッフに威圧的なだけでなく、他の兵士にも満遍なく横柄な態度を貫き通しており、仲間からの反発もある意味納得…。

私はこの時に、挨拶はもちろん人として最低限の礼儀やマナー、ルールを守り、相手をリスペクトする大切さについて、改めて考えさせられたように感じました。

さて次回、思わず「あんた誰?」と言いたくなるクールな兵士の真実の姿は下の関連記事からチェック!

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