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自己肯定感への3つの誤解  口ぐせ変えれば人生変わる

  • 2023.7.7

「自己肯定感は生まれや育ちで決まるもの」
「自己肯定感を高めるためには、承認欲求が満たされればいい」...
それ、勘違いです!

2023年7月4日に発売された心理カウンセラー・中島輝さんの新著『口ぐせで人生は決まる~こころの免疫力を上げる言葉の習慣~』(きずな出版)によると、「自己肯定感」に関する上記の考えは、すべて誤解に基づくステレオタイプであるという。

赤ちゃんの自己肯定感を取り戻す

著者である中島さんは、シリーズ累計25万部超のベストセラー『自己肯定感の教科書』(SBクリエイティブ)の著者で、「自己肯定感」を世に広めた第一人者。その中島さんがいつも感じる自己肯定感への誤解は、次の3つだという。

①自己肯定感を「生まれや育ちで決まるもの」と思っている
②自己肯定感を 「一生動かせないもの」と思っている
③自己肯定感を 「自分にはないもの」と思っている

中島さんは、これらの誤解を解くために「赤ちゃん」の自己肯定感を例に挙げている。赤ちゃんは、二足歩行ができるようになるまでおよそ1年間、ほぼ毎日転んで痛い思いをする。ところが、それほど失敗し続けても、赤ちゃんは「自分には歩くことができる」と練習を繰り返す。この失敗してすぐ回復する心こそが自己肯定感であるとされる。

つまり、いまは引っ込み思案で、ネガティブ思考の人も、生まれたばかりの頃は誰もが高い自己肯定感を持っていたということ。自己肯定感は、生まれ育ちで確定してしまうものではなく、誰もがもともと持っていて、大人になってからも「取り戻す」ことができるものなのだ。

では、自己肯定感を取り戻すためにはどうすればいいのか。本書では、誰にでも実践可能でノーリスク&ノーコストな、「言葉の習慣」を変える方法が紹介されている。

【CONTENTS】

はじめに その「自己肯定感」、間違っています!
第1章 こころの免疫力を取り戻そう
あなたはかつて自己肯定感のチャンピオンだった/人間の脳は何歳からでも変化する...etc.
第2章 言葉の食習慣を変える
口ぐせを変えるとは「言い換え」ではない/身につけたい4つの口ぐせ...etc.
第3章 「安心感」という血液をめぐらせる
ポジティブ信仰の危険性/安心感を育む2つのサプリメント...etc.
第4章 自己肯定感のメカニズム
自己肯定感を構成する6つの"感"/朝イチの言葉で自尊感情をチェックする...etc.
第5章 こころの免疫力は波及する
自己肯定感で、あなたの印象が変わる/子育てで褒め上手になる...etc.

■中島輝さんプロフィール
なかしま・てる/自己肯定感の第一人者/心理カウンセラー/作家/トリエ代表。5歳で里親の夜逃げという喪失体験をし、9歳ごろから、HSP、双極性障害、パニック障害、統合失調症、強迫性障害、不安神経症、潰瘍性大腸炎、斜視、過呼吸、認知症、円形脱毛症に苦しむ。25歳で背負った巨額の借金がきっかけでパニック障害と過呼吸発作が悪化。10年間実家に引きこもりつつ、代表取締役としてグループ会社を運営。自殺未遂を繰り返すような困難な精神状況のなか、独学で学んだセラピー・カウンセリング・コーチングを実践し続ける。15,000名を超えるクライアントにカウンセリングを行い、回復率95%、6ヵ月800人以上の予約待ちに。著書に、『大丈夫。そのつらい日々も光になる。』(PHP研究所)、『エマソン 自分を信じ抜く100の言葉』(朝日新聞出版)などがある。

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