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デリケートゾーンケアってどうしたら良い?|性交痛にも影響する膣のこと、ケアのポイント3つをご紹介

  • 2023.7.6

梅雨から夏にかけて蒸し暑いこの時期、デリケートゾーンのムレやかゆみ、匂いなどの悩みを特に感じる季節ではないでしょうか?

デリケートゾーンのケア商品も増えてきましたが、日本の女性はケアをする人がまだ少なく、悩みを友達へ相談することに恥ずかしさを感じることも多いかと思います。

顔や他の皮膚と同じように、デリケートゾーンの粘膜も乾燥をします。
乾燥をすると体にどんな影響があるのか、デリケートゾーンのケア方法についてご紹介します。

正しいケアでトラブルを改善し、少しでも心地よい毎日を過ごしていきましょう。

デリケートゾーンの「膣粘膜」と「粘液」


デリケートゾーンは、顔の皮膚よりも薄い「粘膜」でできています。

粘膜は「粘液」を出すことで、細菌やウイルスなどの病原体が体内に入らないように守ったり、鼻水と同じように体内に入ってしまった異物を体の外に排出する役割を持っています。

粘液は粘度が高いと「健康的」で、粘度が低くサラサラとしていると「体を守る免疫力が弱まっている」可能性があります。

清潔な指で粘液をすくい、5cm程度糸を引くようであれば「健康」な粘度と言えます。
なかなかご自身の膣粘液を確認する機会はないかと思いますが、体調をチェックする手段にもなります。

デリケートゾーンの乾燥の原因は?乾燥をするとどうなる?

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デリケートゾーンケアのポイント

顔の乾燥を防ぐためにスキンケアをするように、デリケートゾーンも保湿のケアが大切です。
1日1〜2回のケアが目安となりますが、ポイントを3つご紹介します。

デリケートゾーン専用の保湿製品を選ぼう

デリケートゾーンは経皮吸収率が高く、成分を吸収しやすい特徴があります。
なるべく体に優しい成分で作られたオーガニックなどの製品を選ぶことをおすすめします。

お風呂上がりは体を拭く前に保湿しよう

お風呂上がりは、バスタオルで拭いた時から水分の蒸発は始まります。
デリケートゾーンの水滴を手で軽く払ってから塗ることで、水分と保湿剤の成分が乳化して混ざり合い、より乾燥を防いでくれます。

粘膜質の部分を中心に塗りましょう

デリケートゾーンの構造は複雑です。一度鏡でご自身のデリケートゾーンの構造を見て、知っておくことも大切です。
保湿剤は膣周りに丁寧に塗りましょう。
合わせて下着の摩擦を受けやすい鼠蹊部やお尻の下に保湿すると、くすみや黒ずみの改善になります。

デリケートゾーンケア専用の商品は、他にも外出先で使うスプレータイプのものや、美白成分のものなど多数あります。
ご自身が使いやすいものをぜひ探してみてください。


デリケートゾーンは、命を生み、愛を伝え合う場所であり、様々なトラブルから私たちの体を守ってくれます。

そのデリケートゾーンの日々のケアを重ねていくと、潤いのあるふわふわの膣周りになり、愛着が湧くようにもなります。
ご自身を大切に、ぜひケアを行ってみてください。

別の記事では、洗浄方法など別のケア方法をご紹介しているので、ぜひご覧ください。

また何かトラブルが起きた際には、セルフケアだけではなく婦人科へ相談することも大切です。

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