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48歳、社会経験なしの新人が介護施設に…→数カ月後、新人に起こったまさかの事件とは!

  • 2023.7.6

介護士として働くパニ子の新しい後輩・ヨウコ。ヨウコは今まで専業主婦をしていたため、働いた経験がないのだとか。そんなヨウコの指導係となったパニ子は……。スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「介護施設に48歳で入社した新人。入社から数カ月後、お人好しな新人がまさかの行動に」を紹介します。

この新人、大丈夫?

介護の仕事は大変であるものの、毎日やりがいを持って一生懸命働いているパニ子。職場の人間関係も良好で楽しく仕事をしていました。

そんなある日、パニ子の仕事仲間になったのはヨウコという女性でした。ヨウコは社会人経験がなく、普段もスーパーへの買い物でしか出かけないのだとか。

人との関わりが少ないからか、ヨウコは常にオドオド……パニ子は人と関わる仕事である介護をヨウコがうまくこなせるか不安でした。

そんなヨウコの教育係になったパニ子。あいさつをしても目を合わしてくれることはなく、元気のない様子のヨウコに不安を覚えるばかりでした。

ヨウコはパニ子の指導をしっかりと聞き、頼まれた仕事はきっちりと丁寧にこなしています。しかし、何カ月たってもコミュニケーション力が改善されることはありませんでした。

そろそろ独り立ちしてもらわないと

仕事もひと通り覚えたということで、ヨウコに食事介助をしてもらうことにしたパニ子。どうなるかと気をもんでいたのですが……なんとヨウコはとてもじょうずに介助をしているではありませんか!

他の同僚もとても驚いており、介護の経験があるのかヨウコに尋ねて見たところ、ヨウコは10年以上も義母の介護をしていたのだとか。

ヨウコはたった10年程度だと言いましたが、自分なりに介護のことを勉強して寝たきりの義母の介護をするなんて並大抵のことではありません。

10年以上も介護をしていたということもあり、ヨウコは食事以外にも排泄などの介護をスムーズにこなしていました。パニ子の心配は杞憂(きゆう)に終わり、この日はパニ子が手助けをすることはほぼありませんでした。

余計なことは言うなって言われて…

ヨウコの介護力の高さには利用者も満足しており、安心した様子で介護を受けていたのだとか。パニ子は、ヨウコは感情表現が苦手なだけで、根は真面目で良い人なんだと確信しました。

パニ子はどうして最初に介護の経験があると言わなかったのか、ヨウコに聞いてみることに。するとヨウコの口から「余計なことは言うなと言われてますので……」と衝撃の返事が。

どうやらヨウコの夫はかなりの亭主関白で家事や育児をヨウコに押し付け、「お前が面倒を見ろ」と義母の介護までやらせていたのです。義母が亡くなると「ただ飯食いは許さん! 働きに出ろ」と言われ、働くことにしたそう。

長年、夫から高圧的に接されていたことでヨウコは今のような性格になり、なかなか意見を言いだしたりできなかったのです。

そしてヨウコにすべてを押し付けた夫は、ヨウコが働きだした途端に仕事を辞め家で寝ているかパチンコを打っているだけなのだとか!

うちの夫はおかしい?

ヨウコの話を聞いたパニ子は自分のことかのように怒り、ヨウコに対して「離婚とかは考えたことないんですか?」と聞きました。

しかしヨウコは、離婚を切り出したらなんて言われるかわからない、もう年だからと諦めている様子。そんなヨウコにパニ子は「良くない!」と言い、家庭のあれこれを押し付けてぐうたらしているような夫は今の自分に必要かと問いかけました。

それから1週間後、パニ子の元にヨウコから弁護士を紹介してほしいとの相談が。パニ子には離婚案件に強い弁護士の知り合いがいたため、その人をヨウコに紹介してあげました。

ヨウコの夫はギャンブルで借金を作っていたらしく、借金の督促状が家に届いたのだとか。それを見たヨウコはパニ子に言われたことを考え、夫のおかしさに気付き、離婚の決意をしました。

勇気を出せば人生は変わる!

1カ月後、パニ子が出勤すると施設の前は何やら大騒ぎ。騒ぎの中心には見覚えのない男性とヨウコの姿が。

男性の正体はヨウコの夫。ヨウコが離婚したいと言いだしたので、弁護士を紹介したパニ子に文句を言いに来たようでした。

ヨウコの夫は「よくも人の嫁に勝手なこと言ってくれたな!」「ヨウコは俺の言うことだけ聞いてりゃいいんだよ!」と怒鳴っていました。パニ子はひるむことなくヨウコへのモラハラ行為を注意し、ヨウコが望むなら離婚すべきだと伝えました。

ヨウコもパニ子から勇気をもらったのか、夫に対して「私はあなたの召使いではないわ! あなたがギャンブルをするために働いてるわけでもない!」「もううんざり! あなたとは離婚よ!」と自分の意見をはっきりと主張!

監視カメラの映像やヨウコが集めたモラハラの証拠を出せば、離婚で不利になると言うと、ヨウコの夫は地団駄を踏みながら帰っていきました。

その後、ヨウコは無事に離婚を成立させ、パニ子とともに介護施設で働いています。

一方、ヨウコの夫は借金やヨウコへの慰謝料の支払いに追われ、昼も夜も関係ないくらい働いているのだとか……。今まで家庭のことを強制されていたヨウコの気持ちが身にしみてわかったことでしょう。

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夫からのモラハラで自分の意見すら言えないようになってしまっていたヨウコ。パニ子が手助けしてくれたおかげで第2の人生をスタートできました。家族との関係をどうやって築くのかは案外難しいことですが、高圧的な態度で言いなりにさせることはいけませんよね。

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著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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