【西舞子】旬のこだわり食材を鉄板焼き料理で！「鉄板ビストロキャトル」

2023.7.6

＜神戸発＞垂水区の海近くの小さな駅、西舞子駅からのんびりと続く商店街に「鉄板ビストロ Quatre（キャトル）」があります。長年ホテルレストランで経験を積んだシェフと南アフリカワインをこよなく愛するマダムの森下夫妻が営む、フレンチベースの鉄板焼き料理のお店です。旬の食材が次々と、目の前の大きな鉄板で鮮やかに仕上がっていきます。今回は久しぶりに集まる友人とのランチ。おいしいコース料理でお喋りも弾みましたよ♪

シェフの鉄板焼きの技を目の前で見られるカウンター席

グループ客にはテーブル席も。印象的な3枚の絵画からはリズミカルな音楽が聞こえてきそう♪

ランチコースでこだわり食材を次々と堪能！

ランチはコースメニュー（2000円～）が基本です。前菜とスープ、パン、メイン料理に、食後のコーヒーまたは紅茶付き。

メイン料理はお肉かお魚、ハンバーグ、ビーフステーキから選びます。どれにしよう！

お料理には地元産を中心としたこだわり食材がふんだんに使われています。神戸市西区で有機野菜を育てる「安藤ファーム」から届く新鮮な旬野菜に、明石浦漁港に揚がる「明石まえもん」魚の数々。ステーキ料理で選べる太田牛は、兵庫県但馬地方「太田牧場」で大切に育てられるブランド牛。輸入食材もシェフの目に適った品ばかりです。さて、ランチコースをいただきましょう！

前菜は安藤ファームの有機野菜たっぷりのサラダ

前菜は有機野菜のサラダからスタート。色とりどり！ハモンセラーノ（スペイン産生ハム）と野菜を合わせて食べてもおいしい☆ キッシュには旬の金時草が使われています。

スープも旬の食材で。パンはお代わりOK♪

この日のスープはニンジン。きれいなイエロー！泡立てミルクがふんわりと乗っています。自然な甘みがとてもおいしかった。甘みやカロテン含量が高い「Dr.カロテン5」という品種のニンジンだそう。これからの暑い季節は冷たいスープ、アンデスレッドのヴィシソワーズを出す予定だそうです。パンは2種類。自家製フォカッチャと、同じ西舞子のパン屋さん「ベーカリーSORA」のバゲットです。この日のフォカッチャはローズマリーの代わりにニンジンの葉っぱ入り。仕入れのニンジンが葉付きだからですって。ニンジン葉も栄養たっぷりですもんね！

一番おいしいタイミングで！シェフの技光る鉄板焼き料理

私たちがわいわいと前菜とスープを楽しんでいる間に、カウンターの鉄板ではシェフがメイン料理を手際よく焼いています。

季節の野菜もメインの肉や魚も焼き色美しく☆ 写真奥に見えるのはハモンセラーノの原木

10代の頃からずっと料理の世界で経験を積んできた森下シェフ。ホテル畑が長く、20年以上ホテルのレストラン部門でフレンチをはじめ様々なジャンルの料理現場を経験し、その中でも鉄板焼きが楽しく「これをやっていきたい」と思ったそう。満を持して独立、2017年5月に「鉄板ビストロQuatre」が西舞子に誕生しました。新鮮で季節を感じられる地元産食材の良さをダイレクトに生かせる鉄板焼き料理店。シェフとお客さんとのコミュニケーションが楽しく、ビストロらしい気軽な雰囲気なのも、このお店の魅力です！

カウンター席なら目の前でシェフの技を楽しめます！

食後ドリンクとどうぞ！デザートも美味

コースの最後はコーヒーか紅茶。やっぱりほしいよね～と、デザート（300円）もいただきました。

ランチデザート（300円）はタルト（この日はチェリータルト）、蘭王たまごのプリン、アイスの盛り合わせ。タルトは旬のフルーツを使います

旬の有機野菜に季節のお魚や厳選お肉。前菜からメイン料理へと順に一番おいしくいただくランチコースでプチ贅沢、デザートまでゆっくりと。とても楽しいひとときでした。おいしかった。ごちそうさまでした！

マダム絶賛！南アフリカワインをぜひ♪

ビストロといえば、本当なら欠かせないのがワイン！ランチで訪れたこの日は飲まなかったのですが（もちろん飲んでもいいんです☆）、おいしい料理においしいワインは幸せな組み合わせですよね。マダムはワインエキスパートと南アフリカワインスペシャリストの資格を持つ方で、シェフの料理に合うワインを教えてくれますよ。特に南アフリカワインがおススメだそうです。だけど「南アフリカワイン」って？実は17世紀からワイン造りの歴史があって品質も良く、注目を集めているそうです。元々アフリカのファッションや文化が好きで、お酒も好きというマダム。南アフリカワインに辿り着いたのは必然ですね。

ひと言でいうと「南アフリカワインはリーズナブルでおいしい！」そうです。赤ワイン「ピノタージュ」は南アフリカ以外の産地にはない品種で、マダム激推しのワインです

特別な席に美しい氷彫刻はいかが？

シェフは氷彫刻の名手でもあります。世界大会の優勝経験もあるスゴイ方。明石の柿本神社での大晦日の干支氷彫刻奉納は恒例になっています。依頼に応じて、近隣の学校で朝から子ども達の前で氷彫刻をすることも（子ども達は興味しんしん！）。私もシェフの氷彫刻を実際に見たことがあるのですが、きれいで迫力があって感動！時間が経つと溶けていってしまう儚さも、なんだかステキなんです。お店でも氷彫刻をオーダーできます。記念日のサプライズに喜ばれそう！ 3日前までの予約でデザインは要相談、値段は3000円から、という事です。

可憐な花の氷彫刻！これは結婚記念日と誕生日の同時お祝いのオーダー（※お店からの提供写真）

鉄板焼き料理を極めるシェフと、南アフリカワインに精通するマダムのナイスコンビネーション！「鉄板ビストロQuare」はオープン7年目に入りました。本格的な鉄板焼き料理とおいしいワインを気軽に楽しめるお店として、これからもファンをどんどん増やしていくに違いありません。

「キャトル」とはフランス語の数字「4」のこと。四季を感じられる料理、幸せの四つ葉のクローバー、そして森下夫妻の四人のお子さんを象徴する「4」だそうです

鉄板ビストロQuatre（キャトル）住所：神戸市垂水区西舞子2-12-28 （山陽電車西舞子駅より北へ徒歩3分／店舗近くに駐車場3台分有り）電話番号： 078-742-7374 営業時間：ランチ11:30～14:00（13:30L.O.）／ディナー17:30～22:00（21:30L.O.）定休日：木曜日（インスタグラム） https://www.instagram.com/teppan_bistro_quatre/

元記事で読む

リビングWeb

の記事をもっとみる