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ウィリアム皇太子、領地の相続で手に入れた莫大な収入とは?

  • 2023.7.6

デジタルメディア「ハリウッド・ライフ」が6月29日に報じたところによると、ウィリアム皇太子は今後、巨額の富を生むコーンウォール公領から収入を得ることになる。

アイルランドの公認慈善団体「イースト・ベルファスト・ミッション」を訪問するウィリアム皇太子。(2023年6月27日) photography: Abaca

2022年9月に祖母エリザベス女王が亡くなり、ウィリアム皇太子はチャールズ3世からコーンウォール公領を譲り受けた。計51,800ヘクタールに達する公領は推定3億4,500万ポンドの不動産ポートフォリオで構成されており、大変な価値を持つ。農地、ホテル、中世の城、オフィス、店舗、さらにはロンドンの高級物件もそこには含まれる。

チャールズ3世は1980年、故ダイアナ妃との結婚前にハイグローブの不動産を購入し、コーンウォール公領に加えた。ここの屋敷でチャールズ3世の息子たちは育った。チャールズ3世は愛着のあるハイグローブの地で賃貸契約を自ら公領と結び、有機農場「ダッチー・オリジナルズ」を35年間経営している。2020年4月、チャールズ3世は契約更新しないことに決めた。

ウィリアム皇太子はコーンウォール公爵の称号と共に公領の収益を受け取る権利を承継した。コーンウォール公領2023年報告書によれば、2022年にウィリアム皇太子が公領から受け取った金額は590万ポンド、米ドルに換算するとおおよそ750万ドルになる。

剰余金2,400万ポンド

2022年のコーンウォール公領の分配可能剰余金は2,400万ポンドを超える。2021年より100万ポンド多い。ウィリアム皇太子が全額受け取れるかと言えば今年はそうではない。エリザベス女王が亡くなったのが年度途中だったため、2022年1月から9月までの分は当時コーンウォール公爵だったチャールズ3世に権利がある。こうして、チャールズ3世は2,400万ポンドのうち、1,127万5,000ポンドを受け取った。

デジタルメディア「ハリウッド・ライフ」によると、ウィリアム皇太子はコーンウォール公爵となってからの期間に応じて2022年は1,277万3,000ポンドを受け取った。公領の運営費687万3,000ポンドの支払い義務はウィリアム皇太子に受け継がれたため、2022年、ウィリアム皇太子は差し引き590万ポンドを受け取っている。

消えない足跡

公領の報告書の中でウィリアム皇太子は父に敬意を表し、公領に「消えない足跡」を残し、変革を情熱的に進めたと称えた。「公領の多くのテナント、企業、コミュニティにとって困難な時期に舵取りを引き継いだことを自覚しています」と述べたウィリアム皇太子は、気候変動やホームレス、メンタルヘルスなどの問題に取り組むことを誓った。

ウィリアム皇太子はまた、「公領ファミリーを支援し、この地所が今日的な事業体として進化進歩しつづけることでコミュニティ、事業体、自然のための持続可能なスチュワードシップのビジョンを実現できるよう努める」ことも宣言した。公領が2023年にもたらすであろう利益2,400万ポンド(もしくはそれ以上)はウィリアム皇太子が全額受け取ることになる。

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