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「なんで曲がるの?」答えは手元にあった!曲げずに飛ばすドライバーのコツ

  • 2023.7.6

「なかなかうまくならない」「練習もラウンドに行くのもモチベーションが上がらない」。そんなゴルファーたちにゴルフが楽しくなる上達法をレッスン! 今回は「ドライバーショットが、いつも曲がってしまう」そんな人におすすめしたい打ち方を、金田久美子プロが教えてくれました。

手元を目標方向に出しながら打つのが飛ぶし、曲げないコツ!

昨季、11年ぶりに優勝するまで、いろいろなことを考え、スイングを大きく修正してきました。ドライバーは飛ばさないとチャンスが広がらない、でも曲げたらピンチになる。この悩みはアマチュアのみなさんも同じですよね。私はとくに飛ぶほうではないので、アッパーブローで打つ意識を強くもっていました。しかし、それは間違いでした。大事なの手元の位置で、ドライバーもアイアンのインパクトと同様にハンドファーストが正解。手元を目標方向に出しながら打つのが、飛ぶし、曲げないコツだったのです!

One Point Lesson

大切なのは、手元を目標方向に出すハンドファーストのインパクト。手元を出す動きによって入射角とヘッドの向きが安定し、スイングスピードが減速しない。また手元と一緒に体が回るため、体のターンが鋭くなるのもメリット。ここ一番のティーショットでは、ハンドファーストを忘れずに打ってみよう。

ハンドファーストのインパクトは手元先行で始動する!

テークバック

ダウンスイング

インパクト

スイングの始動を「手元先行で行なう」のが金田式のハンドファーストのインパクトを作るコツ。「手元を右に動かした反動を使って、左に出して打つ感覚です」(金田)。バックスイングで手元を先に動かすと、ダウンスイングでも手元を先行させられる。


金田久美子
●かねだ・くみこ/1994年生まれ、愛知県出身。166cm。「キンクミ」の愛称で呼ばれる人気プロ。11年フジサンケイレディスクラシックで初優勝。昨季は樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで2勝目をあげ、今季は3勝目を目指す。スタンレー電気所属。

構成=小山俊正、鈴木康介、編集部
写真=田中宏幸、高橋淳司

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