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トム・クルーズが『落下』したと共演者が青ざめた経験談が明かされる

  • 2023.7.6
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映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のクリストファー・マッカリー監督が、レベッカ・ファーガソンを青ざめさせたトム・クルーズのスタントを明かした。“本気で信じられたら成功”...ハイレベルが求められる現場のヒヤヒヤ感が伝わってくるエピソード。(フロントロウ編集部)

レベッカ・ファーガソンが青ざめたスタントとは?

61歳となった7月21日に公開される最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で、“俳優人生で最も危険なスタント“と語る撮影に挑んでいるトム・クルーズ。

予告編やポスターでも見られる、バイクもろとも崖から大ジャンプするスタントについては、監督のクリストファー・マッカリーも「まさしく崖っぷちでした。未知の部分が多すぎてトムが斜面から飛び降りて何が起こるか予想がつかなかった」と、不安があったことを明かす。トムとマッカリー監督にとって、スタントが成功したと感じるのは「映画を作っている人たちが『これは本物だ』と思える時」だという。

実際に過去には、その場にいた共演者が本気でトムが落下したと思って真っ青になったことがあるという。

「(『フォールアウト』で)ヘリコプターの下の貨物に落ちるトムをレベッカ(・ファーガーソン)と一緒に見ていたとき、2人はまだスタントが何なのかということを理解していなかったんだ。だから、ニュージーランドに来たばかりのレベッカはトムのスタントを見て、トムが実際に落下してしまった!と思って茫然としてしまったんだよ」と、当時を振り返る。

この時のスタントの危険度はサイモンもよく覚えているそうで、「僕とレベッカが『フォールアウト』の撮影でニュージーランドにいたとき、彼がヘリコプターのシーンの撮影に出かけたので、彼にバイバイしたのを覚えています。ちょっとだけ、『もしかしたら…』みたいな感じで別れを惜しんだような気がする(笑)」と、冗談を交えて振り返った。

現場をハラハラさせるほどのリアリティを追求できてはじめて「スタントがうまくいっている」と感じられるとは。なんともビッグスケールであり、かつ寿命が縮まりそうな現場。

冷や汗を流しながらトムと映画づくりする監督は最後に、「本編を見ればわかりますが、その後、トムとはもっと恐ろしい体験をしましたよ」とコメント。バイクジャンプを上回るアクションが準備されているをサラリと付け加えた。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は7月21日(金)公開。

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