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プロポーズしてくれた彼は“子持ち既婚者”でした…不倫男に騙された「20代女性の災難」【前編】

  • 2023.7.5

出会いからプロポーズまで順調に進んでいるように思えても、相手が素性を明かしていない場合にはとんでもないトラブルへと発展することがあります。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、20代女性に降りかかった災難なエピソードをご紹介します。

理想の男性と奇跡的な出会い! 交際早々にプロポーズも

広告会社で働く婚活中の沙耶香さん(仮名)は友人に誘われた合コンに参加し、そこで同業界の40代男性と知り合ったそうです。

「私が20代で彼が40代なので、ちょっと年齢差はあったのですが、見た目も話し方もかなりタイプでした。初対面でいいなと思っていたら相手も同じように思ってくれていたみたいで、出会ってすぐにデートに誘われたんです。そして2回目のデートで正式に交際を申し込まれて、付き合うことになりました」

沙耶香さんは大人の雰囲気がある彼に急速に惹かれていき、「この人と結婚したい」と思うようになるまでさほど時間はかからなかった、と振り返ります。

「実は、付き合って早々にプロポーズの言葉があったので、すごく舞い上がってしまいました。
もともと、結婚するなら同業の男性が良いなと思っていたんです。彼は私よりもキャリアを積んでいるので、将来的に夫婦で独立することになっても、仕事の面でもいい関係が築けそうだなという期待もありましたね」

しかし彼と付き合うなかで、沙耶香さんは次第に違和感を覚え始めます。それは、沙耶香さんを家に呼んでくれないうえに、土日に連絡が取れない頻度が多いこと。そのうち、平日も連絡が取りづらくなっていく彼に対して、沙耶香さんの心配は募る一方だったとか…。

不意に知ってしまった彼の秘密に動揺

「ある日、私の部署に彼の会社から出向してきた男性がやってきたんです。それで、なにげなくその社員さんに彼のことを知っているか聞いてみたところ、驚くような答えが返ってきて…。
『あぁ、知っていますよ。あの子煩悩なパパですね』と言われてしまって。それとなく聞きだしたところ、彼が子持ちの既婚者であることを知ったんです…」

自分にプロポーズをしてきた男性が、まさか既婚者でさらには子どももいるなんて思ってもいなかったという沙耶香さん。しかしこの男性の話を聞き、自宅に呼んでくれないことや、連絡が取りにくいことに合点がいったそうです。

出会いからとんとん拍子に関係が進んでも、相手の行動に違和感があるときには、何か良くない真実が隠されている可能性も。少しでも違和感があれば、モヤモヤとした気持ちを抱え続けずに、本人だけでなく周囲にも尋ねたほうが安心かもしれません。

©metamorworks/kei907/shutterstock

文・並木まき

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