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ダウン症のある叔父のこと「息子が粗末にせず接するには?」実母と出した結論

  • 2023.7.4

里帰り出産を機に、久しぶりに実家の家族と長く過ごすことになった筆者・コハダさんさん(@cheeemum)。実家にはダウン症の弟・ツナおが家族と共に生活しています。私たち家族はツナおの良いところを既にたくさん知っているけれど、生まれて間もない息子を前にして、ばぁばと一緒にツナおのことをどう伝えていくのがいいか話し合いました。一番考えたことは「どうしたら、障害をもつ彼のことを粗末にせず、接してくれるのか?」その結論について描きました。

ダウン症に限った話ではないと思うのですが、障害にしても特徴にしても「普通とは違う」と感じられたとき、どうしても立場が下に見られたり、障害を理由に普通の輪から外されたりしがちに思います。そしてそれは言葉や態度、表情にもあらわれがちです。

もちろん息子には息子の人生があるので、特別ツナおの面倒を見てほしいだとか、必要以上に優しくしてほしいとは思いません。一方、家族として、たったひとりのおじちゃんとして、粗末に扱わないで接してほしいなあと考えていました。そしてばぁばと考えついた結論は「ツナおの周りにいる人間が、ツナおを粗末にしないこと」。毎日ツナおと過ごしている私たち家族の姿が、そのまま手本になるだろうなと思ったからでした。

「ダウン症」という障害を前提に見がちな大人とは違い、今はありのままのツナおと接してくれている息子。この先障害を知識として知る機会が訪れても、それに振り回されず、変わらない「僕のおじちゃんのツナおくん像」を心にたくわえてくれたらいいと思います。

著者:cheeemum

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