もう限界です。長年の【不妊治療】救ってくれたのは「とある柴犬」？！

筆者の友人A子さんは、不妊治療を「長くて出口が見えないトンネル」と表現しました。
経験者にしか分からない痛み、孤独、不安……。
しかし運命的な出会いで、彼女の世界は一変したのです……！

不妊で悩んでいたA子さんは、精神的にかなり参っていました。
心療内科の薬を飲まないと寝付けないほど、酷く追い詰められていたのです……。

一度不妊治療を中断し、少しの間お休みすることを決意。
しかしA子さんはずっと暗い表情で、笑う事がほとんどありませんでした。

ある日、見かねた夫が保護犬カフェへと連れ出してくれました。
犬好きのA子さんは沢山の犬と触れ合い、自然と笑顔に。

そんな中で、目に留まったのは小さな柴犬でした。
他のお客さんのところには寄り付かず、A子さんの膝にべったり座って寛いでいたのです。

その子は普段あまり人に懐かないそうで、スタッフ達も驚いていました。
しかし柴犬には持病があり、なかなか引き取り手が見つからないとのこと……。

すると夫が……

「この子、引き取らない？」

すぐに家族となった柴犬は、疲れ切ったA子さんの心を癒してくれました。
粗相をすることも多くて大変でしたが、愛おしくて可愛い我が子。
気が付くと笑う事が増え、薬がなくても眠れるほど精神が安定したのです。

そして半年後に、なんと自然妊娠して無事出産。
今の幸せな自分達がいるのは、間違いなくこの子のおかげ！
隣で寄り添う柴犬を撫でながら、そう笑顔で話すA子さんでした。

セラピードッグと言われる子達がいるほど、ワンちゃん達の癒しの効果は抜群です。
心が疲れた時は、好きな動物に癒されるのもいいのかもしれません。

ftnコラムニスト：Yukky111