BTS・JUNG KOOK、ついにソロ活動へ…女優ハン・ソヒ出演のMVも話題の新曲『SEVEN』に集まる期待

“黄金マンネ（末っ子）”と呼ばれるBTSのJUNG KOOK（25）がファンのためのサマーソングで帰ってくる。

JUNG KOOKは来る7月14日13時（日本時間）、デジタルシングル『SEVEN』を発表し、本格的なソロ活動を始める。

所属事務所BIGHIT MUSICは「『SEVEN』は軽快なメロディーに夏の気配が漂うサマーソング」と説明した。

「季節に合う曲だ」

JUNG KOOKはWeverseのライブ放送を通じて、ソロ活動について直接言及したりもした。彼は「アルバムではなくデジタルシングルなので、残念なARMY（BTSファン）がかなりいるようだ」とし、「まだ整理されたことはないが、アルバムも準備している」と述べた。

今回のデジタルシングル発売以外にも、また別のアルバムを準備中と知らせたわけだ。

また新曲『SEVEN』については、「季節に合う曲だと思う。録音と練習中に曲をたくさん聞いたが、とても良い。皆さんも喜ぶと思う」と耳打ちした。

JUNG KOOKは『SEVEN』の公開に先立って7月3日、ソロ曲『Still With You』と『My You』の音源を正式発売し、カムバックの雰囲気を作った。

『Still With You』は、JUNG KOOKが2020年に無料音源共有サイトであるサウンドクラウドを通じてサプライズ公開した自作曲で、BTSの様々なヒット曲を作ったプロデューサーのPdoggがプロデューシングした。ファンに向けたJUNG KOOKの気持ちを込めた歌『My You』も2022年、サウンドクラウドを通じて披露された。

先立ってBTSは昨年6月、ソロ活動計画を発表した。J-HOPEを皮切りにJIN、RM、JIMIN、SUGAが順にソロアルバムをリリースした。“黄金マンネ”と呼ばれるJUNG KOOKは、昨年から続いているBTSのソロアルバムプロジェクトのなかでも特に期待を集めるメンバーの一人だ。

ソロアルバムを発売するのは今回が初めてだが、これまで様々なソロ活動で驚くべきグローバルな成果を出してきたからだ。JUNG KOOKは『花様年華pt.2』『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』などのクレジットに名前を載せて音楽的力量を表わし、サウンドクラウドを通じて『Still With You』『My You』などの自作曲を披露したりもした。

特に2022年、世界的なポップスター、チャーリー・プースとコラボしたシングル『Left and Right』で米ビルボード「HOT100」22位を記録し、2022年カタールワールドカップ公式サウンドトラックである『Dreamers』でも各種グローバルチャートで存在感を示した。

去る5月には、『Stay Alive』『Left and Right』『Dreamers』の3曲で、ギネス世界記録に「Spotifyで最短期間に10億回ストリーミングを記録したK-POPソロ歌手」として登載されたりもした。

新曲のMVには女優ハン・ソヒが出演

JUNG KOOKのソロ活動発表後、彼のミュージックビデオに女優ハン・ソヒが出演するという事実が知らされ、さらに関心が集中している。

ハン・ソヒは現在、ドラマ『京城クリーチャー』（原題）の撮影で忙しい日々を送っているが、JUNG KOOKのソロ活動を援護するために『SEVEN』の主人公を引き受け、極秘裏に撮影を終えたと伝えられた。

ハン・ソヒは米ロサンゼルスでJUNG KOOKと一緒にミュージックビデオの撮影を終え、6月22日に帰国。2人は同じ時間、別の飛行機で仁川国際空港を通じて帰ってきたという。

現在、韓国で最もホットな女優であるハン・ソヒと、全世界から愛されているJUNG KOOK。2人の男女スターの出会いに数多くの注目が集まっている。

グループ内の6人目の走者となるJUNG KOOKのソロアルバムはどんなものなのかと期待と好奇心が大きくなるなかで、本人はライブ放送を通じて「自分がやりたい音楽の方向性やカラー、今までお見せできなかった声をお届け出るよう、熱心に準備する」と誓った。

JUNG KOOKはグループ内のメインボーカルで、しっかりとした歌唱力はすでに定評がある。去る6月17日、BTSデビュー10周年を記念してソウル汝矣島（ヨウィド）で開催された「BTSフェスタ」でリーダーのRMは、JUNG KOOKと通話し、彼の歌について「とても上手だ。君の声がうらやましい」とそのボーカル力に感嘆した。

グループ内でも、そして世界的にも認められた“黄金マンネ”JUNG KOOKがソロアルバムを通じて樹立する新記録に、全世界のファンの関心が集中している。

◇JUNG KOOK プロフィール

1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』（Mnet）シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた（現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ）。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。