7月3日の満月をなぜ「バックムーン」と呼ぶの?
7月に見られる満月のことを「バックムーン」と呼びます。2023年は、7月3日(月)に見ることができます。
満月にはそれぞれ名前が付けられており、7月に見られる満月の呼び名は「バックムーン」とされています。これは自然と密接に関わりながら暮らしてきたネイティブアメリカンが、季節を明確に把握するために付けたものです。
バック(buck)とは、オス鹿のことを意味します。オス鹿には立派な角がありますが、この角は春先になると必ず根本部分から抜け落ちます。やがて産毛に覆われた角が現れ、秋の繁殖期に向けて成長します。新しく生え変わった角がぐんぐん成長して立派な形となり、産毛が抜け落ちてくるのが「バックムーン」の時期と重なることからこのように呼ばれています。
オス鹿の古い角が抜け落ち、新しい角へと変わる頃に見られる「バックムーン」には、古いものが刷新する生まれ変わりや、元の姿に戻る復活、以前よりも立派な角が生えてくることから飛躍のパワーがあると言われています。
モヤモヤしている現状を打破したい、元カレとヨリを戻したい、今よりもステップアップしたいと思っている人は、この「バックムーン」の力を利用するのがお勧めです。
では、バックムーンのパワーを味方につけて、現状打破やステップアップ、復縁の願いをかなえたい人がやるべき開運アクションを紹介します。
「バックムーン」開運アクション1:今までの自分に感謝をしてから決別
次のステップに進みたい人は、今までの自分と決別する必要があります。だからといって、今までの自分を否定する必要はありません。必要なのは、それまでの自分に感謝をしつつ、新しく生まれ変わることを宣言することです。
まずは紙を用意して、今までの自分の反省点を書き出します。「もっとこうすべきだった」「こっちの選択肢を選ぶべきだった」など、できなかったことを箇条書きでいいので書いていきます。
続いて、これまで頑張ってきたことを書き出しましょう。「大したことじゃないけど……」と思わず、どんなささいなことでもいいので、思い切り自分を褒めてあげましょう。とにかくたくさん書き出すことがポイント!もう出し切ったと感じたら、今までの自分へ「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてください。
「バックムーン」開運アクション2:書いた願いを1週間見返す
最後に、生まれ変わった自分がどんなことをしたいか、どうなっていたいかの願望を書き出します。どんなに壮大な夢でも、規模が大きいお願い事でも大丈夫!
願望を書き出しながら、夢が実現したシーンを思い描きます。そのとき着ている服やいる場所、一緒にいる人、香り、空気感など、まるでその場所にいるかのように具体的にイメージすることが大切です。「こんな夢物語なんてかなうはずない……」と思わずに、大きな夢を描きましょう。
この一連の書き出したものを大切にとっておき、毎日1度は見返すといいでしょう。これを最低1週間ほど続ければ、潜在意識に働きかけることができ、より願いがかないやすくなるはず。
「バックムーン」開運アクション3:月を眺めてパワーチャージ
この日は必ず月の光を浴びてください。できれば、満月になる午後8時38分頃に外に出て月を眺めるのがお勧めです。その時間を逃したからといってパワーがないわけではないのでご安心を!月が出て、太陽へとバトンタッチするまでの間に眺めればOKです。
いつも身につけているパワーストーンやジュエリーがあれば、プレートなどの上に置いて月光浴をさせてあげるのもいいでしょう。石が月のパワーを吸収し「バックムーンパワー」を後押ししてくれるはずです。
リスタートを切るのには最適なこの日は、紹介したアクションを行って、2023年後半に幸せをつかんでください。
(水浦裕美)