1. トップ
  2. 恋愛
  3. 上司が忙しそうで質問できない「HSP社員」配慮はどこまで?悩んだ体験を漫画化

上司が忙しそうで質問できない「HSP社員」配慮はどこまで?悩んだ体験を漫画化

  • 2023.7.3

このお話は、著者・マミヤ(@mamiyang83)さんの夫が会社で体験したエピソードを元にしてします。中間管理職の夫は、とあるプロジェクトのリーダーになります。プロジェクトメンバーには新入社員・村西くんも加わりました。さっそく、仕事の割り振りを指示しますが、とある仕事の期日直前にトラブルが発生します…。『新入社員がHSPだと言ってきた』をダイジェスト版でごらんください。

締め切りの前日に「やれてません」

データの整理をするよう、新入社員の村西くんへ指示をだした上司。ところが、締め切り前日にデータができていないことが判明。さらに、HSP(ひといちばい繊細な気質の人)であると打ち明けた村西くん。

上司であるマミヤさんは、村西くんの突然の発言を受け、返答に困ります。HSPとは一体何なのか、なぜこのタイミングで打ち明けたのか…さまざまな疑問が頭に思い浮かんできたことが想像できます。

「診断書は出ない」上司としてどう扱えばいい?

上司として部下の評価などを行う立場のマミヤさん。どのように配慮するか会社として対応するため「診断書をだして」と指示をしますが、HSPは気質であり、診断書は出ないとのこと。

HSPについて事前に知識がない中では、村西くんの主張をどう受け止めて対応すればいいか、その場で判断するのは難しそうですよね。

HSP気質の部下が、わからないことを質問できなかったワケ

村西くんは、不明点を質問できなかった理由について「マミヤさんが話してくれないから」だといいます。当初、HSPとは知らされていなかったマミヤさんは、普段通りに仕事をしており、村西くんにだけ特別な配慮をすることはできませんでした。

マミヤさんは「いつでも相談して」と言ったものの、村西くんはマミヤさんのオーラを感じ取って質問できなかった状況。結果として仕事が終わらなかったのは社会人として良くないことですが、仕事ができる環境が整っていなかったのも事実。上司・部下としてお互いがどんな気質で、どんな状況下にあるのか認識し合うことも必要なのかもしれません。

HSPを自覚する部下への配慮はどこまで必要?

マミヤさんの夫は、HSPを打ち明けられて以降、特性を理解して歩み寄ろうと努力をしました。すると、やがて部下の仕事ぶりにも変化があらわれます。自分から質問をして積極的に仕事をこなせるようになっていったのです。

実際にHSPの人が近くにいたら、どの程度の配慮が必要なのか悩むことがあるかもしれません。けれどHSPの繊細さはその人の気質ととらえて、仕事のフォローに回るなど、思いやって接することができたらいいですね。この漫画は、さまざまな人と関わる必要がある「職場」という環境で、繊細な人とどう関わっていくべきか考えさせられる作品です。

著者:ももこ

元記事で読む
の記事をもっとみる