1. トップ
  2. スキンケア
  3. ダメージは想像以上!?40・50代の日焼けケア

ダメージは想像以上!?40・50代の日焼けケア

  • 2023.7.4

朝は雨が降っていたのに、午後から急な日差しが出るような不安定な天候が続いています。肌に気を遣っているつもりでも、どうしても紫外線を浴びてしまいますよね。

40・50代の日焼けは、思った以上に肌にダメージを与えている場合があります。「今日は紫外線を浴びてしまったな」と思ったら、その日のうちのケアが肝心です。

肌育美容家の筆者が、老け顔を加速させないための日焼けケアをご紹介します。

■40・50代の老け顔の原因に!?日焼け後の放置はNG

主な紫外線で知られているのは、「UV-B」「UV-A」の2種類です。

UV-Bは肌の角質層まで達し、基底層にあるメラノサイトが刺激されることでメラニンを作り出し、シミを招きます。シミも老け顔の要因となりますが、それ以上に気をつけたいのは“光老化”です。

光老化は、もうひとつの紫外線UV-Aに起因しています。“生活紫外線”とも呼ばれるUV-Aは真皮まで届き、コラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えます。そのため、シワやたるみの原因につながります。

年齢を重ねた肌にはUV-Bを防ぐSPF値だけでなく、UV-Aを防ぐPA値の高い日焼け止めを選ぶことが大切です。そして、日光を浴びた肌のケアも忘れずに行ってください。

■日焼けしたかも?時間を置かずに早めの対応を

日焼けは、肌が炎症を起こしている状態です。いわば、皮膚が火傷を負っているのと同じようなこと。

まずは、夜のスキンケアでたっぷりと保湿することが大切です。紫外線を浴びた肌を放っておくと乾燥が進み、ゴワつきやくすみも引き起こす場合があります。

刺激の少ない洗顔料を使用し、炎症を抑える成分が配合された薬用美白化粧水でたっぷりと保湿しましょう。肌を鎮静させるCICA成分配合のシートマスクなどもおすすめです。

肌の状態が落ち着いたら、シミを作らせない美白ケアも必須です。シミの元になるメラニンの生成を抑える成分が配合された美容液などを活用して、“シミを作らせない”お手入れも心がけてください。

■日焼け後に使うべきアイテム2つ

(1)サクラエ ダブルアクションセラム/サクラエ

40・50代の肌は若い頃と比べて、ターンオーバーが長くなります。正常なターンオーバーなら排出されるシミも、その期間が長くなればどんどんシミが濃くなってしまうことがあります。

こちらのアイテムは、メラニンの生成を抑える働きとメラニンの蓄積を抑える、2つの美白有効成分が配合されています。メラニンが肌に蓄積される前に対処したい、そんな大人の肌悩みに応える薬用美容液です。

サラリとしたテクスチャーでスッと肌になじみ、ベタつかないので塗っていることを忘れてしまいそうです。朝に使っても、メイクの邪魔をしません。
(33ml 税込価格13,000円)

(2)クリアローション W/エクセルーラ

今年リニューアル発売されたアイテムです。

有効成分の「グリチルリチン酸ジカリウム」、シミ対策とシワ改善に働きかける「ナイアシンアミド」が配合されています。また、エクセルーラ独自のディープデリバリーシステムが特徴で、保湿成分を角質層深くまで届けてくれます。

ややとろみがあり、肌にのせるとパシャっと弾けるようなテクスチャーです。丁寧にハンドプッシュしていくと、モチモチとした肌感触を堪能できます。

紫外線を浴びやすい鼻先や頬の高い位置には、コットンパックをするのもおすすめです。
(150ml 税込価格3,960円)

日焼け後のダメージは、老け顔の原因につながります。40・50代はその日のうちにケアをして、若々しい肌を保ちたいですね。

(肌育美容家 今泉 まいこ)

元記事で読む
の記事をもっとみる