『イカゲーム』シーズン2の“センター”まで…女優パク・ギュヨン（29）が「Netflixの女」と呼ばれるワケ

愛らしいさが目立つ女優パク・ギュヨンがダークなオーラを放つ。

Netflixが『イカゲーム』シーズン2の追加のキャスティングリストと、ポスターのように俳優たちが集結したスチールを公開した。そのスチールで“センター”を務め、全体の雰囲気を作ったのがパク・ギュヨンだ。

これでパク・ギュヨンは“Netflixの女”であることを再び証明した。

Netflix作品で飛躍するパク・ギュヨン

パク・ギュヨンの出世作は、Netflixシリーズ『Sweet Home－俺と世界の絶望－』だ。劇中、ユン・ジスを演じてたしかな演技力で世界中のファンに存在感を見せ、その後も様々なジャンルのドラマに出演して大活躍した。

そんなパク・ギュヨンは、6月30日に公開されたドラマ『セレブリティ』で再びNetflixと会い、また違った挑戦を繰り広げた。

『セレブリティ』は、名前が売れればお金になる世界に飛び込んだ主人公ソ・アリが向かい合った、セレブたちの華麗で熾烈な素顔を描いた作品。パク・ギュヨンは、平凡な会社員からフォロワー130万人のセレブとなったソ・アリに扮し、これまでなかった変身を見せてくれる。

さらにパク・ギュヨンは『イカゲーム』シーズン2の出演まで決まった。

Netflixにとってパク・ギュヨンは、すでにグローバルな影響力が検証された演技者だ。シーズン1のヒロインだったチョン・ホヨンは、パク・ギュヨンと所属事務所が同じだ。それだけに、Netflixとファン・ドンヒョク監督ら制作陣にとってパク・ギュヨンは、信頼感を与える最上のキャスティングに違いない。

『イカゲーム』シーズン2の主役たちは、6月23日に開かれた本読みの現場で初めて一堂に会したという。この日、現場にはファン・ドンヒョク監督をはじめとする主要制作陣と出演者が集まり、シーズン2の本格的な始まりを共にした。

そこに黒い服を着て参加したパク・ギュヨンは、さらに落ち着いた雰囲気と深みのある瞳で俳優たちと呼吸を合わせており、彼女が見せる演技への好奇心を刺激した。

なお、『イカゲーム』は456億ウォン（約45億6000万円）の賞金がかかった謎のサバイバルに参加した人々が、最後の勝者になるために命をかけて極限のゲームに挑戦する物語。2021年9月にシーズン1が公開されると、Netflixオリジナルの歴代最多視聴者数を記録して大きな関心を集めた。

そのシーズン2のキャストとして、Netflix側はイム・シワン、カン・ハヌル、パク・ソンフン、ヤン・ドングンなど新シーズンの出演が確定した俳優たちを一斉に発表した。

同時にシーズン1を率いたイ・ジョンジェは、ソン・ギフン役で戻ってくる。ここにフロントマン役のイ・ビョンホン、兄の秘密を明かすためにサバイバルに飛び込んだ警察官ファン・ジュノ役のウィ・ハジュン、“メンコ男”役のコン・ユもシーズン2に出演する。シーズン2にはパク・ギュヨンの他にも、チョ・ユリ、カン・エシム、ウォン・ジアンなどの女優が合流した。

『イカゲーム』シーズン2は今年下半期に撮影が始まり、2024年に公開される予定だ。

（記事提供＝OSEN）

◇パク・ギュヨン プロフィール

1993年7月27日生まれ。韓国・釜山出身。韓国の名門大学・延世大学在学中に、大学生向けフリーペーパー「テハクネイル」のモデルとして活動。それを見たJYPエンターテインメントの関係者からスカウトされ芸能界へ。2018年の映画『怪物たち』（原題）では、1人2役を務めたことでも話題になった。2020年には『サイコだけど大丈夫』で、主人公ムン・ガンテ（演者キム・スヒョン）に思いを寄せる看護師ナム・ジュリ役を熱演。Netflixで配信中の『Sweet Home －俺と世界の絶望－』では、清純なイメージとは一転してロックな雰囲気漂うユン・ジス役を演じ、女優としての幅広さを見せている。