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子どものNG行動への親の対応に疑問を持っていた私。ママ友の対応を見た瞬間、疑問が解決して!?

  • 2023.7.2

4歳の娘はお友だちと遊ぶのが大好きです。よく幼稚園のお友だちと集まって公園で遊ぶのですが、そこでは娘も含め子どもがNG行動をしてしまうこともあります。お友だちがNGなことをしてしまったとき、親がどのような対応をするのが良いか、私の中で正解と思える対応に出合った体験談です。

「大丈夫よー」でいいの?

娘がよく遊ぶお友だちの中には、やんちゃな男の子Yくんがいます。Yくんは私など他のママを叩いたり、石を投げたり、勝手にかばんの中身を出したりと、NG行動をしばしばします。Yくんママはいつもきちんと叱るのですが、同じく一緒に遊ぶAくんママはいつも「大丈夫、大丈夫」「平気だよー」とYくんに笑顔で言います。

Aくんママはやさしさで言っているのだと思いますが、NG行動に対して「大丈夫」と言うのが、本当に正解なのだろうか?といつも思っていました。

Bちゃんママのケース

そんなとき、時々公園遊びに参加するBちゃんママにYくんが石を投げました。Bちゃんママは妊娠中。そこそこ大きな石を投げたので、私はひやっとしてしまいました。いつも通りYくんママはYくんを叱ります。するとBちゃんママは「ひどい! Yくん! Bちゃんママ怖かったよ!」と泣くフリをし始めました。

それにYくんママも乗っかり、「大変! Bちゃんママが泣いちゃった! どうしよう」と続けていました。するとそれまでニヤニヤしていたYくんは真顔になり、ママに言われずとも「ごめんね」とBちゃんママに謝ったのです。

私的には正解

私は今まで「やめようねー」「やられたら嫌だよ」と当たりさわりのない言葉をかけていました。けれどあまりYくんに響いている感じがなく、「まあ自分の子じゃないし、あんまりしつけに踏み込むのもな……」と思って、Yくんママが叱るのを待っていたところがあります。

そんなときにYくんにヒットしたBちゃんママの対応。やられた側の気持ちをきちんと言葉にすることで、Yくんにきちんと向き合っている感じもあり、Yくんのケースでは私的にBちゃんママの対応が正解かなと感じました。

その後YくんのNG行動が減ったかというと、そうでもありません。けれど、Yくんが何か感じられたかなと思える出来事だったので、Yくんのためにも「大丈夫だよ」ではなくBちゃんママのような対応を続けていこうかなと思っています。

ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!

監修/助産師 松田玲子

イラストレーター/星田つまみ


著者:山口花

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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