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育児に対して対照的な思いを持つ夫婦、歩み寄るために必要なことを知るエッセー作品

  • 2023.7.1

皆さんはわが子を出産してからパートナーと育児の価値観が違うと感じたことはありますか?2人の親になって授かったわが子なのに、なぜかパートナーは「手伝い」をするだけ、といった不満を感じてる人もいるかもしれません。今回はそんな同じような悩みを抱えたたままま(@decoboco.tama)さんの作品をご紹介します。夫がなかなか父親として頑張ってくれないと感じるたまままさん。『パパの育児力アップを目指して』をご紹介します。ダイジェスト版でどうぞごらんください。

育児方針の違い、放置が許せない妻

このお話はたまままさんがご自身の経験を描いたエッセー漫画です。夫と育児への価値観が違いすぎると痛感しているたまままさん。

夫は、疲れるまで泣かせておくというスタンスでしたが、それはたまままさんには放置にしか見えず、とても許せるものではありませんでした。たまままさんはどうするのでしょうか。

パパの育児力アップ作戦を実行

たまままさんは夫のパパ力向上のため、あらゆる作戦を実行します。普段仕事で離れている分、積極的に娘との時間をつくり、ミルクをあげさせたりとどれだけ赤ちゃんがかわいいかを伝えました。

さらに、周囲には育児に積極的であるいわゆる「イクメン」であるアピールをして、夫の自信をつけていきます。出産をするのは女性ですが、男性だって同じタイミングで親になるのです。たまままさんの夫が育児に積極的になる様子に読者として好感を持ちつつも、妻がわざわざ努力をせずとも、父親として成長してほしいと思ってしまう部分もあります。

育児に対して自信がついた夫は、たまままさんに一人の時間を味わってもらおうとする発言も増えてきました。やってないからわからない、ではなく、やってみてわかる大変さがあるのでしょうね。

半年でスキルアップした夫

パパ見知りにも負けず、夫は娘の世話を続けました。その甲斐あって、娘はパパが大好きになったようです。わが子と夫が仲よくしている姿をみるのはうれしいですよね。半年間で育児力は急上昇したようです。

しかし、育児はほんの数か月で終わるようなものではありません。作品内でも、ふたたび育児への積極性を失う夫の様子も描かれていました。長い期間ずっと続く子育てだからこそ、夫婦がお互いに無理なく継続して頑張れる範囲を模索していくことが大切だと考えさせられます。

これから親になる方も、今まさに親力に悩んでいる方も読んでほしい作品です。

著者:ゆずプー

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