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「老後資金を増やす」3つの方法 NISAやイデコだけじゃない!

  • 2023.6.30
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「老後資金をつくる方法は?」と聞かれると、NISAやiDeCoと答える人は少なくないだろうが、その前にやっておくべき着実な資産形成方法がある。作りたい額にもよるが、投資・運用はもはや欠かせないと考えたほうがいいが、とはいえ何に投資するかを自分で決めなければいけないので、初心者が始めるのはハードルが高い。まだNISAやイデコ を始めていない人も、既に始めている人も、次の3つの着実な「老後資金づくり」を検討してみてはどうだろうか。

■生活を見直して老後資金を増やす方法

年金だけでは、安定した老後は過ごせないはず。夫婦で65歳から81歳までゆとりある老後を送りたいなら、約2,700万円必要ということが生命保険文化センターの調査で分かっている。2,700万円は大金だが、次のことを意識すれば老後までに蓄えることができるかもしれない。

●月5万円の貯金をコツコツする

貯金がうまくできないという人は、家計を見直し、毎月5万円の貯金ができるように環境を整えよう。

2人以上世帯(働いている世帯)の住居費を除いた生活費の平均は月31万円ということが分かっている(e-Stat調査)。

この金額に、家賃または住宅ローンの支払いが加わるため、毎月の生活費は37~40万円程度になるはずだ。

毎月5万円以上の貯金ができていない人は、以下3つの固定費を中心に見直したほうがいい。

・通信費
・保険料
・家賃(住宅ローン)

通信費の平均は1人あたり月7,500円程度となっているが、格安スマホの活用や格安SIMへの切り替え、光回線の解約などで月4,000円程度に抑えられる。

保険料の平均は1世帯あたり月2万円程度となる。ネット保険の活用や保障内容の見直しなどで、必要最低限の契約に絞りたい。

家賃や住宅ローンは、月10万円以上払っている人は借り換えや引っ越しを検討してもよいかもしれない。

ただし、家賃の安い部屋へ引っ越すと不便になることも多いので、慎重に考えよう。

■40代から老後資金を増やす方法

「老後資金をつくる方法は?」と問われたら、「貯蓄」や「iDeCo」(イデコ)を思い浮かべる人が多いだろうが、決してその2つだけではない。いろいろなやり方がある中で、「40代」の多くの人ができそうな方法で資産を増やしていきたい。

●スキルを活かし「副業」で資産を増やす

本業とは別に副業で資産を増やす方法をまず考えよう。

たとえばサラリーマンに人気の副業に「週末コンサル」がある。営業やマーケティングコンサルなど、本業の知見を活かして週末(本業の時間外)に働くのだ。

コンサル先はネットで見つけられる。たとえば、仕事を依頼したい人・受注したい人をインターネットでマッチングする「クラウドソーシング」なら、コンサルでなくともライティング・デザイン・プログラミングなどさまざまな依頼があり、単発の仕事もある。

このほかにも、趣味や知識を活かしてブログを立ち上げ、アフィリエイトで稼ぐ方法もある。

アフィリエイトでは、ブログに広告を設置し、広告収入を受け取る。根気よく継続し、読者が増えれば、収入も増える。

副業がうまくいけば、資産だけでなく、自信ややりがいもできる。ただし、会社によっては副業禁止規定があるため、事前に確かめておきたい。

●意外と大きい「ポイント還元」を見直す

40代は支出の多い時期でもある。高還元率のクレジットカードを利用し、ポイント還元で賢くお金を貯めよう。

もし夫婦で毎月5万円ずつクレカ決済をしているなら、年間の決済額は合計120万円となる。

還元率1%のクレカなら、年間1万2,000円分のポイントが貯まる。さらに、特定の通販サイトや店舗での買い物で、お得にポイントが貯まるクレカもある。

文/編集・dメニューマネー編集部

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