夫と小さな娘と暮らすママは、娘の世話に加え、断っても無視して来訪する義母のせいで寝不足の日々を過ごしていました。合鍵を盗んでママの自宅へ入り込んでいた義母を問い詰め、盗んだ鍵を返却させ、二度と家に来ないと約束。しかし、すでに合鍵のコピーを作って隠し持っていた義母は、再びママの家に侵入! 玄関のドアが開いていたと嘘をつく義母は、持参した離乳食をママに渡し、「少しでも力になりたくて……」と目を潤ませて“健気な義母”を演じました。「これから定期的に作って持って来る」という義母の申し出をママがきっぱり断ると、義母は……?
今度はパパがいる週末に離乳食を持って来ると言うのです。
「この家に来られなくて寂しいのよ。だから離乳食くらい、ね?」
涙ながらに訴える義母ですが、その本音はバレない程度に合鍵も使いながら家に侵入し、ママと話がしたいだけ……。そんな義母の策略を知らないママは……!?
離乳食を使ってズルズルと家に入り込む戦略の義母…
ママの家を出た義母の足取りはとても軽やかでした。
週末のパパがいるタイミングで義母が離乳食を持参するという提案を受けたママが、「誠さん(パパ)に相談するんで……」と返事をしたのです。
あの感じ、十中八九……私の提案を受けれるわね。
そしたらズルズルと……離乳食を渡す回数を少しずつ増やして、菜々子さん(ママ)の家に入っていけばいい。
しばらくは週末と、それから様子を見て、合鍵で菜々子さんにたまに会う……。
それだけで我慢しましょうか、バレないように。
義母の恐ろしい思惑を知らないママは、その日のできごとをパパに相談しました。
すると、
「え? また母さんが来たの? なんか……母さんの話、怪し過ぎない?」
と疑って……?
離乳食を理由に、合鍵を使いながら、再びママの家に侵入しようとしている義母。ママを騙し、傷つけていると言う感覚が一切ありません。 パパもママも、自宅に侵入されたのは偶然ではなく、義母の策略だということに気づいてほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
ベビーカレンダー編集部