〈Ralph Lauren〉のショートパンツ
ニューヨーカーのおじさん的サファリスタイルがイメージ
Q
今日のショートパンツの好きなところは?
A
ベージュのコットン地に施した、クマやスニーカーの刺繍が気に入っています。汗っかきの割に夏でもジャケットを着たいので、涼しいワイドなショートパンツがちょうどいい。
Q
今日の着こなしのポイントは?
A
白い麻のダブルジャケット、ボタンダウンシャツ、ニットタイのかっちりしたトップスに、茶目っ気のあるショートパンツでバランスを取るのが好き。スラックスだとちょっと怖くなっちゃうんです。
Q
着こなしの参考にしている人やものは?
A
ニューヨークのアッパークラスのおじさんがしているカジュアルスタイル。仕事帰りのヤンキー・スタジアムで、スーツにキャップで野球観戦している姿がカッコよくて。
ショートパンツのお供
profile
Kenshin(ヘアスタイリスト)
ケンシン/約20年間ニューヨークで数々のファッション誌、広告、ランウェイのヘアスタイリングで活躍後に帰国。2019年より代々木八幡にあるイノベーションラボ〈Epo Labo〉を主宰している。
〈DAIWA PIER39〉のショートパンツ
ポケットが機能的なアウトドアスタイルがお気に入り
Q
今日のショートパンツの好きなところは?
A
ウエストがゴム仕様のアウトドアショーツは数多くあるけど、人と違うものが欲しくてポケットがたくさんついたこのショートパンツを作りました。Tシャツ短パンで薄着の季節も、携帯、AirPods、財布、鍵などの小物が迷子にならず便利です。裏地は総メッシュで汗も気になりません。
Q
今日の着こなしのポイントは?
A
上下を同色・同素材でまとめたセットアップがこだわり。
Q
着こなしの参考にしている人やものは?
A
〈パタゴニア〉創業者のイヴォン・シュイナード。
Q
ショートパンツの選び方で大切なことは?
A
身長があまり高くないので、必ず膝上丈を選択。裾が幅広で袴のようなシルエットが、昔ながらのジ・アウトドアショーツみたいで好きです。
ショートパンツのお供
profile
中田慎介(〈Unlikely〉デザイナー)
なかだ・しんすけ/〈ビームス〉チーフバイヤー、メンズカジュアルディレクターを歴任。2020年より〈DAIWA PIER39〉のディレクションを手がける。23年3月ビームスから独立しブランドスタート。
〈NOAH〉のショートパンツ
上質な“ビーチショーツ”とドレスシャツのグッドバランス
Q
今日のショートパンツの好きなところは?
A
〈NOAH〉のフランネルバギーショーツ。80年代前半から半ばにかけて、チェック柄やドローストリングのパンツが“ビーチパンツ”という名で出回っていた。着心地もよくて穿きやすいし、青春時代を思い出すアイテムなんだ。
Q
今日の着こなしのポイントは?
A
ショーツの柄が派手だから、トップスはシンプルに。ショーツでいいスタイルを作るには、いいデザインと質の高い生地、その組み合わせが大事。今日着ているシャツはヘビーツイル素材で、スーツの工房で作られたもの。80年代のNYやロンドンをイメージして、ストリートとハイファッションをうまくミックスするんだ。
ショートパンツのお供
profile
Brendon Babenzien(〈NOAH〉ファウンダー、クリエイティブ ディレクター)
ブレンドン・バベンジン/米・ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。2015年に〈NOAH〉を本格始動。サーフィンやスケートカルチャーに精通しながら、メンズテーラリングへの造詣も深い。
40年代のイギリス軍のトレーニングショーツ
ショートパンツには長袖シャツしか合わせません
Q
今日のショートパンツの好きなところは?
A
1940年代イギリス軍のトレーニングショーツ。黒に近いダークネイビーのヘリンボーンコットン素材で、ふんわりした張りが特徴です。もともとサイズ40のでかいショートパンツを、ウエストに入れたドローコードでぎゅっと絞って穿いています。
Q
今日の着こなしのポイントは?
A
短パンには長袖シャツ。今日のインディゴシャツは、1920年代初頭のフランスのアンティーク生地を使った一枚。Tシャツはヨーロッパ規格の〈フルーツオブザルーム〉。インナーにタンクトップは必須。
Q
ショートパンツの選び方で大切なことは?
A
丈は膝上。短い丈が好きで、サーフブランド〈OP〉のコーデュロイショーツもよく穿いてました。
ショートパンツのお供
profile
飯田康貴(〈BRACKETS〉オーナー)
いいだ・こうき/中目黒〈ジャンティーク〉のスタッフを経て独立。2016年渋谷に〈ブラケット〉をオープン。年4回、イギリスを中心とした古着のヨーロッパ買い付けには自ら回ってピックアップする。