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年金が300万円以上増える?「年の差婚」の2つのメリット

  • 2023.6.28

年の差婚では、妻や夫の介護が必要になるかもしれないといったリスクが考えられますが、年金が累計300万円以上増えるかもしれません。年の差婚によって、年金受給時にどのようなメリットがあるのか確かめてみましょう。

■配偶者加給年金がもらえる──配偶者が65歳になるまで年39万7,500円

年上の夫(妻)が会社員または公務員として20年以上勤務し、年下の妻(夫)が配偶者である場合、配偶者が65歳になるまでは配偶者加給年金により年間39万7,500円が加算されます。

夫婦の年齢差が大きいほど加算される年金額も大きくなり、たとえば、夫婦の年齢差が10歳の場合、年金の加算額は累計397万5,000円です。

■夫が亡くなったときは中高齢寡婦加算がもらえる──40歳から65歳まで年59万6,300円

会社員または公務員の夫が亡くなったときは遺族年金をもらえますが、子供(未成年者)がいない40歳以上65歳未満の妻は、65歳になるまでは中高齢寡婦加算により年金受給額が年間59万6,300円増えます。

夫が亡くなったときに子供のいない妻が60歳である場合、年金の加算額は累計298万1,500円です。

子供が1人でもいる場合は中高齢寡婦加算がありませんが、遺族基礎年金が年間22万8,700円、子供が18歳になるまで加算されます。

■夫と妻の年齢差が大きいほどお得

配偶者加給年金と中高齢寡婦加算は配偶者(妻)が65歳になるまでもらえるので、年齢差が大きいほど受け取れる期間も長くなります。年の差婚は世代間ギャップなど大変なこともありますが、どちらかが会社員や公務員なら年金が増えるというメリットがあることを覚えておきましょう。

文・北川真大(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部

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