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絶対お土産にしたい!可愛すぎる京都テキスタイルデザインSOU・SOUのわらべ菓子【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】

  • 2023.6.27

この夏グリーンシャワーを浴びに、京都の瑠璃光院へ

この時期になると京都のお寺の緑の美しさを思い出します。なかでも紅葉で話題になった「瑠璃光院」は、実は夏もとても緑が美しく、写真を撮りたくなる場所。今回は、以前この時期に訪れた「瑠璃光院」をご紹介いたします。

 

絶対お土産にしたい!可愛すぎる京都テキスタイルデザインSOU・SOUのわらべ菓子【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

入り口のすっきりとした山門には控えめに「瑠璃光院」の看板が。ここ「八瀬」の地は、「矢背」とも記されるように、壬申の乱で背中に矢傷を負った天武天皇が「八瀬のかま風呂」で傷を癒していたことにより、貴族や武士たちに「やすらぎ」の地として親しまれてきたそう。京都の中心地からは離れていますが、大自然に囲まれた場所にあるため京都にいることを忘れてしまいそうになります。

門をくぐると一変して緑一色の世界へ。玄関までの参道では眩しいくらいの透き通った緑のシャワーを浴びることに。
玄関前の池には大きな鯉たちが緑の光を受けて優雅に泳いでいました。

 

絶対お土産にしたい!可愛すぎる京都テキスタイルデザインSOU・SOUのわらべ菓子【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
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明治の時代、この地には京都の実業家・政治家の田中源太郎の別荘が建てられました。大正末から昭和のはじめにかけては、12,000坪の敷地に延べ240坪の数奇屋造りに大改築するとともに、東山を借景とした名庭を造営。建築にあたった棟梁は、京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は佐野藤右衛門一統の作と伝えられています。

 

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出典 FUDGE.jp

その後、瑠璃光院の建物や庭は、近年までは喜鶴亭という高級料理旅館だったのですが、廃業する際に貴重な文化財や風景が失われることを惜しんだ光明寺が引き取り、2005年に現在の瑠璃光院として生まれ変わったのです。

緑がたくさんすぎて、数寄屋造りの建物が埋もれています。磨き上げられた廊下の床もとても美しく緑を写しこんでいます。

 

絶対お土産にしたい!可愛すぎる京都テキスタイルデザインSOU・SOUのわらべ菓子【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
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出典 FUDGE.jp

来ました!2階の書院です。ピカピカのテーブルに青もみじ。ここまで美しい緑に囲まれると吸い込まれそうになります。公式ホームページによると、庭には楓が百種類以上、苔は数十種あるそう。その自生している苔のうちの一種が、光線の加減により瑠璃色に輝いたことから、瑠璃光院と名付けられたのだとか。苔も他の庭では使われない種類があり、手入れが大変難しいよう。よく見るとどこも地面は苔に覆われています。苔好きにも嬉しい場所です。

 

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出典 FUDGE.jp

瑠璃色に輝く浄土の世界を表した瑠璃の庭。数十種の苔のじゅうたんをぬってせせらぎが清らかに流れます。息をのむような美しさと静けさがここにはありました。美しいのはテーブルに映る緑だけではありません。立派な数寄屋造、光を透過する緑の葉、びっしりと生えている苔庭。見るところ全てが大事に、丁寧に作られている様子がうかがえます。

春と夏と紅葉の時期の年3回だけ限定公開される瑠璃光院。今年の夏季特別拝観期間は7月1日(土)~8月17日(木)。拝観時間は10時~17時(16時30分受付終了)。この時期だけ日本を代表する美を観賞することができます。

 

絶対お土産にしたい!京都のテキスタイルブランドから生まれた可愛すぎる「わらべ菓子」

そして京都といえばお土産大国。毎回何を買おうか本当に悩みます。そんな中から今回はSOU・SOUのお菓子をチョイス。

SOU・SOUとは、日本の四季や風情をポップに表現したテキスタイルデザインを製作する京都のブランド。「新しい日本文化の創造」をコンセプトに、伝統的な素材や技法を積極的に用いながらも、現代のライフスタイルに寄り添うものづくりを展開。地下足袋や和服、和菓子や家具など、多岐にわたるアイテムを製作し、様々な分野の企業とのコラボレーションによって、日本のテキスタイルデザインの可能性を広げています。

 

絶対お土産にしたい!可愛すぎる京都テキスタイルデザインSOU・SOUのわらべ菓子【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

そしてそのSOU・SOUのポップなテキスタイルデザインが、1864年創業老舗和菓子屋・伊藤軒とお菓子を作ったのです。とても気になっていたので早速お店に。お菓子もパッケージもどれもとても可愛いくてしばらくショーケースと睨めっこ。おいしくて、かわいくて 、どこかなつかしいSOU・SOUのお菓子。まさに新しい京銘菓の誕生。なつかしくも新しい「わらべ菓子」です。

 

絶対お土産にしたい!可愛すぎる京都テキスタイルデザインSOU・SOUのわらべ菓子【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

絵葉書付き焼き菓子セットは、懐紙代わりの絵葉書が付いているのでちょっとした贈り物にもぴったり。
右のパサンは、餅粉をまぶして焼き上げたバター不使用の焼き菓子。真ん中にはチェリー、まわりには小さな干しぶどうが。左のパサンは、グラニュー糖をまぶして焼き上げたバター不使用の焼き菓子。真ん中にはかぼちゃの種、まわりには小さな干しぶどうが。

 

絶対お土産にしたい!可愛すぎる京都テキスタイルデザインSOU・SOUのわらべ菓子【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
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「パサン」とは生地を一度乾燥させてから焼きあげる、バターを使わない焼き菓子のこと。京都ではこの「パサン」をお盆やお正月などの特別な日に食べる風習があったのだそう。 しかし今では幻になりつつあるお菓子です。サクサクとした口当たりと素朴な甘さが特徴で、一口食べるとやさしい味が口いっぱいに広がります。

こちらのおみくじせんべいは、パリパリサクサク歯ごたえの良いお煎餅の中におみくじが入っています。とっても昔懐かしい素朴なおせんべいは噛むほど甘味を感じる味わい深いもの。袋にたくさん入っているのでばらまき用のお土産としても◎。

 

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ちょっとドキドキしながら真ん中を割ってみると、なんと!超大吉!!え、超大吉!?そんなの初めてなんですけど。嬉

 

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出典 FUDGE.jp

超大吉だけど、自己投資、、ん〜、なかなか現実的で感慨深い一言。汗

 

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他にもいくつか割ってみましたが、なかなかハッとする一言が書かれているので、お土産で配れば盛り上がること間違いなし!

この夏京都にお出かけされる方はぜひ。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

 

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