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保育士ママがわが子にしている「食育」って?【プロが解説】0歳からできる、食への興味の育て方

  • 2023.6.27
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「食育」という言葉に、ちょっと小難しいイメージを持っていませんか?食べ物ができるまでの知識を与えたり、料理を一緒にしたり…ちょっとハードルが高いと考えてしまう方はいるかもしれません。でも、食育はそんなに堅苦しいものではありません。誰でもいつでもやれる食育があります。きっと、あ!これも食育なんだ!という発見がありますよ。この記事では、保育士ママ5人で運営している【いつママ(@itsumama_home)のしずママ】が、保育士ママがしている年齢別の食育について紹介します。

0歳は、見て、触れる

食育は0歳からできます。

野菜や果物の絵本の読み聞かせを楽しんで、食への興味・関心を持ってもらうのことも食育の一つです。野菜スタンプ(ピーマンなど断面が面白いものがおすすめです )も0歳の保育でやることがあります。旬な野菜を使って季節感も感じられて楽しいですよ。

1歳は短い時間で楽しく

1歳くらいの子には、野菜を洗う食育がおすすめ。

土付きのお野菜を洗うことで、変化を楽しむことができます。洗いながら、「ゴシゴシ、キュッキュ」「きれいになぁれ」と一緒に声をかけながら楽しく野菜に触れると楽しいですよ。

2歳は「やってみたい気持ち」を大切に

2歳くらいになると、できることが増えてきます。むく作業は指先をしっり使って集中してできるのがポイント。また、ミニトマトやイチゴのヘタ取りを任せてもいいでしょう。

トマトが苦手なお子さんが、ヘタ取りをしながら「パクッ」と、食べられるようになった話もよく聞きますよ。

ミニトマトはのどに詰まってしまうと危ないので、近くでしっかり見守り、食べるときは1/4程度にカットしてあげましょう。

3歳からはチャレンジを楽しんで

3歳ごろは、好奇心が旺盛(おうせい)になり、挑戦できることも増えてくる時期です。遊びの一環として楽しみながらお手伝いできるようになります。「お米をとぐ」「ちぎる」「混ぜる」さまざまな工程ができるようになります。ママやパパと台所に立ってお手伝いがしたい気持ちや、「できた」という達成感は、おままごとでは味わえない部分でもあります。

反面、できることが増えるので「あれもこれもやりたい」となってしまうと、ママの気持ちに余裕がない時はイライラにつながってしまうことも。そんなときは、あらかじめ「お手伝いは1日1つ」と決めておくことをおすすめします。

簡単!100円ショップで買える手作りお菓子グッズ

簡単デザートと言えば、牛乳でジュレができる「フルーチェ」が思い浮かぶ方はいるはず。

私は最近、自宅でグミが作れるグッズを見つけました。材料は、100円均一のグミミックスと、水、容器、だけ。時間をかけずに手軽でできて、おすすめですよ。

おいしいお菓子を自分で作る達成感はひとしおでしょうね。

「食育」は案外身近なものです

日々の生活の中で「おはしを並べてくれる?」「運ぶの手伝って!」と、なんとなく声をかけていることも、食育です。食育は、楽しい雰囲気の中で素材に触れて、においをかいで、目で楽しむ。それだけでも十分です。

「食の教育」と気張ることなく、おままごとの延長で、ママも楽しめる範囲でやってみてくださいね。

著者:itsumama55

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