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BTS、グループでもソロでも大活躍が続く…7人が再会する「Take Two」が今から待ち遠しいワケ

  • 2023.6.27
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BTS(防弾少年団)はグループでもソロでも燃え上がっている。

BTS のメンバー、SUGAが韓国ソウルでワールドツアーのフィナーレを飾った。SUGAは6月24~25日、ソウルの蚕室(チャムシル)室内体育館で初のソロワールドツアー「D-DAY」のソウル公演を成功させた。

韓国ファンとSUGAが久しぶりに会った場であり、約2カ月続いたワールドツアーの最後を飾る公演だっただけに、30度を超える猛暑よりもさらに熱い関心が集まった。

4月に発売された『D-DAY』は、SUGAがまた別の活動名「Agust D」として披露した3部作を終えるアルバムで、彼が2020年に発表したミックステープ(非正規アルバム)『D-2』以来、約3年ぶりに発表したソロアルバムでもある。

SUGAは今回のアルバムで、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」の2位を記録するなど、米ビルボードチャートで自己最高成績を更新した。

今回の公演でSUGAは、『D-DAY』収録曲だけでなく『Daechwita』『Agust D.』『Give It to Me』など、これまでBTSのステージでは見せてこなかったステージでソロアーティストとしての潜在能力を見せつけた。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)SUGAのソウル公演

今回のワールドツアーは去る4月の米ベルモントパークで始まり、アメリカ、インドネシア、タイ、日本などで計28万人に上るファンと会い、ソウル両日の公演1万5000人を加えれば30万人近いARMY(BTSファン)とコミュニケーションした。

特にSUGAは来る8月4~6日、松坡区KSPO DOME(旧オリンピック体操競技場)でアンコールコンサートを行う計画をサプライズ発表し、ファンの爆発的な反応を引き起こした。それと共に、「再びステージに立つときは7人で」と完全体で戻ってくる日を約束した。

楽しみ過ぎるBTSの「Take Two」

BTSは相変わらずグループとしても底力を誇示している。

6月22日に放送された音楽番組『M COUNTDOWN』(Mnet)では、デビュー10周年を記念して発表したデジタルシングル『Take Two』で1位に。番組出演や特別な広報活動もないなかで成し遂げた成果だった。

『Take Two』は米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」でも48位に入り、BTSが参加したアニメーション『BASTIONS』のOST『THE PLANET』は、「グローバル(アメリカ除外)」で118位に再チャートインするなど、依然として人気を証明した。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS

さらに最近、BTSは海外メディアが選定した「今年上半期の最高の歌とアルバム」に様々な作品を取り上げられる成果も収めた。『ロサンゼルス・タイムズ』は「2023年上半期ベストソング40」にSUGAの『D-DAY』のタイトル曲『Haegeum』を選択。『ローリング・ストーン』も最近、「2023年上半期ベストアルバム」のひとつに『D-DAY』を挙げた。

JIMINの初ソロアルバム『FACE』も『ローリング・ストーン』の「2023上半期ベストアルバム」に名前を載せ、米ビルボード「HOT100」で1位に輝いたタイトル曲『Like Crazy』は、米ビルボードが選定した「スタッフが選んだ2023上半期ベストソング50曲」に選ばれた。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)JIMIN

現在、兵役中のJ-HOPEは、米ラッパーのJ.コールとコラボした曲『on the street』で6月13日、アメリカの芸能メディア『コンプレックス』が載せた「2023上半期最高の歌30曲」に名前を上げた。

メンバーたちの記録ラッシュも続いている。

JIMINのソロアルバム『FACE』は世界最大の音源サイトSpotifyで、6月21日(日本時間)基準、ストリーミング再生回数6億5000万回を突破。K-POPソロ歌手としてアルバム最短期間の記録を更新した。JUNG KOOKはTikTokで、個人ハッシュタグ「#jungkook」たった1つだけで再生回数1950億回を突破し、全世界ソロアーティスト初という記録を達成した。J-HOPEは韓国のソロ歌手としては初めて、Spotifyでフォロワー1500万人を突破している。

下半期にもBTSメンバーのソロ活動は、引き続き注目されるものと見られる。JUNG KOOK、Vのソロ活動が予定されているのだ。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)JUNG KOOK

先立ってJUNG KOOKは、7月にソロアルバムを発売するというニュースが知らされた。JUNGKOOKは2022年のカタールW杯公式サウンドトラックである『Dreamers』がSpotifyでストリーミング再生回数10億回を突破するなど、正式ソロ活動以前から記録を更新してきたため、彼がソロアルバムをリリースして作る記録に全世界のARMYたちの関心が集中している。

今年でデビュー10周年を迎えたBTSが歩む道には、常に「初」と「最高」の修飾語がついてきた。「BTSの記録はBTSが破る」という言葉が出てくる理由でもある。メンバーが順番に入隊し、全員が揃った完全体での活動が不可能になったにもかかわらず、ソロ活動で成し遂げた成果は上々だ。

とある業界関係者は、「BTSの成長がすなわちK-POPの成長を意味するだけに、軍白期(入隊して生じる空白期)を感じさせない彼らの成果は、今後数多くのK-POPボーイズグループの先例になりうる」と見通した。

それぞれが異なる7本の大木へと成長し、再びひとつに集まるBTSの「Take Two」が今から待ち遠しい。

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