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引越しするなら8月まで?家賃1ヵ月分以上お得なことも

  • 2023.6.27

6月から8月は不動産業界の閑散期で、賃貸の初期費用が値引き交渉しやすい時期です。また、引越し業者の繁忙期である3~4月が過ぎているため、引越し代も割高ではありません。今引越しを考えている人は、値引き交渉のために、8月までの賃貸契約を目指して、次の3つの方法を検討してはいかがでしょうか。

■自主管理物件を探す

物件の管理形態には主に「委託管理」と「自主管理」の2種類があり、自主管理の物件ではその分だけ値引き交渉の余地があり、仲介手数料を半額もしくは無料にしてもらえることがあります。

「委託管理」の物件では、不動産会社が仲介手数料をもらうのは借主からのみですが、「自主管理」の物件なら、借主と貸主(大家、オーナー)の両者からもらうためです。

つまり、不動産会社にしてみれば、借主からの手数料が少なくなっても、貸主からは手数料がもらえるので、借主からしてみれば交渉の余地があるといえます。

ただ、新しい不動産会社では自主管理の物件が少ないため、古くから経営している不動産会社を訪ねて物件を紹介してもらうのがいいでしょう。

■空室期間が長い物件を探す

空室の期間が長い物件は、不動産会社にとって無駄な管理費用を支払い続けている問題物件なので、初期費用の値引き交渉にもスムーズに応じてくれるでしょう。

使われていない物件は、窓の開け閉めがなく空気の入れ替えもないため、入居がいる物件と比べて内装の劣化が早く進み、物件の価値も下がってしまいます。

空き家の割合は年々増えていて、不動産業界にとっても深刻な問題です。そのような物件があるかどうか聞いてみるといいでしょう。

■敷金・礼金が安い物件を探す

不動産業界の閑散期であれば、敷金・礼金を抑えて募集をかける物件や、数ヵ月分の家賃が無料になる「フリーレント」の物件が多くなるので、こうした物件を探しましょう。また、敷金・礼金が高い物件でも、値引き交渉すれば応じてくれることが多いです。

ただし注意点として、もともと人気がなく初期費用を下げている物件もあるため、間取りや立地など自分が希望する物件の条件を満たしているか確かめることが必要です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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