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電力会社を替えてアマプラ会員が無料に?特典のある会社5選

  • 2023.6.27

6月からまた一部の地域では電気代が上がる見込みの中、「電力会社を変えようか」と考えているなら、アマゾンプライムの年会費が無料になるなど特典がある会社を考えるといいかもしれない。

■アマゾンプライム年会費が無料──中部電力ミライズ

中部電力ミライズと電気契約を結び、「for APプラン」に入ると、アマゾンプライム(アマプラ)会員の年会費4900円(税込み)が無料になる。

「for APプラン」とはプラス料金を払うことで(おとくプラン for APでは月々375円・年間4500円)、プライムの年会費4900円分(ギフトコード)を受け取れるプランだ。

アマプラ年会費と電気代を別々に払うよりも年間400円得することに加え、電気料金の支払いに使えるカテエネポイントがもらえる。カテエネポイントは中部電力のポイントサービスで、dポイントなどとも交換できる。

■アベマプレミアム年会費が無料──大阪ガス

大阪ガスには、動画配信サイトABEMAの有料会員・アベマプレミアムの年会費1万1520円(税込み)を負担する「ウィズABEMAプラン」のほか、ラジコのプレミアム会員の年会費4620円(税込み)を負担する「ウィズラジコプラン」、アマプラ年会費を負担する「スタイルプランP」がある。

アベマプレミアム会員になると、見られる動画の数が無料会員の約3倍(約3万作品)になり、広告もなくなる。ラジコプレミアム会員は、居住地以外のラジオも聴けるようになる。

たとえば4人家族で、毎月370キロワット時(kWh、大阪ガスのモデルケース)が「ウィズABEMAプラン」に入ると、アベマプレミアム年会費と電気代を別々に払うよりも1万1520円得になるという。

というのも、毎月370キロワットkWhの電気代は、“関西電力の料金プランの基本”にあたる「従量電灯A」なら1年間で11万400円、アベマプレミアムが1万1520円なので、合計12万1920円かかるが、「ウィズABEMAプラン」なら11万400円になる。

同じように3人家族で344kWh利用なら、年間で1万20円、2人家族で286kWh利用なら7120円得になるという。

ただプランによって料金単価が変わり、電気代が上がるので(15キロワット時までの最低料金は、関西電力の「従量電灯A」なら433.41円だが「ウィズABEMAプラン」は1121.27円など)、検針票で使用量を見て、得になるか計算するとよいだろう。

■こども新聞が無料──CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトの「こども新聞でんき」を契約すると、月額550円(税込み)の読売こども新聞が無料で届く。毎週木曜日に届く小学生向けの新聞だ。

ほかにもアマプラ年会費が無料になる「エンタメでんき」がある。

東京電力エナジーパートナーでは10Aの基本料金が295.24円だが、「こども新聞でんき」は667.66円、「エンタメでんき」は675.99円だ。「こども新聞でんき」では月額550円の特典は受けられるが、電気代は約350円高くなる。

■ガソリン価格が割引──いでみつ電気・エネオス電気

いでみつ電気と電気契約を結ぶと、ガソリンが1リットルあたり2円安くなる。

基本の「Sプラン」、深夜にお得な「オール電化プラン」どちらも対象で、プラス料金は不要だ。

エネオス電気も契約するとガソリン代を割り引く会社で、ガソリンが1リットルあたり1円安くなる。

いでみつ電気とエネオス電気どちらもクレジットカードの契約が必須だ。

このように、電力会社が魅力ある特典をつけているのは、電力会社が選べるようになって競争が激しくなったからだ。新しい電力会社も生まれ、価格の安さから会社を替えた人もいるだろう。

しかし、2021年4月から約2年間で20%以上の新電力会社が撤退や倒産、契約停止をしているという。契約中の電力会社が倒産しても電気が止まることはないが、受けられるサービスや料金が変わることがあるし、電気料金の確認方法が変わって把握しづらくなるかもしれない。そうしたデメリットとてんびんにかけて決めるといいだろう。

文・編集・dメニューマネー編集部

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