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水回りがきれいに見えます! 片付けのプロが「思い切って手放してよかったもの」

  • 2023.6.26

気温や湿度が高い時期は、水回りにカビや雑菌が繁殖しやすくなります。排水口や蛇口周りにヌメリやカビを見つけると、うんざりして掃除が面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。水回りの掃除の手間を減らし、見た目もすっきり保ちたいなら、使い勝手が悪いものや、掃除が面倒なものを思いきって手放しましょう。今回は、整理収納アドバイザーの筆者が手放した3つのアイテムについて解説します。

1.スポンジラック

皆さんは普段、台所用のスポンジをどこに置いていますか? ご家庭のシンクに備え付けられたスポンジラックを使用している方が多いかもしれません。

筆者宅でも、以前は備え付けのラックを使用していましたが、次のような不満を感じていました。

・ラックの隙間がヌメリやすい
・ラックを外して掃除をするのが面倒
・ラックがあるせいでシンク内が狭く感じる

そこで、思い切ってスポンジラックを外し、スポンジはシンクの端に「斜めに置くだけ」というシンプルな方法にチェンジ。斜めに立てかけたスポンジは水切れもしっかりできて、ラックを使わなくても問題ありませんでした。

さらに、大きな鍋や食器類を洗う際にシンク内を広く使えるようになり、食器洗いの手際が良くなったと感じています。付属の収納を活用するよりも、自分の行動に合った収納法に変えると、時短家事にもつながりますよ。

2.三角コーナー

シンク内にある三角コーナーも、筆者宅では撤去しました。その理由は、生ごみは濡れると重みが増したり、時間が経つと腐敗が進んで悪臭が発生し、憂うつな気持ちになることが多かったからです。

筆者宅では、ホウロウ製の四角いポットに防臭袋をかけ、生ごみ入れにしています。ポットが作業台の近くにあると、生ごみを濡らさないうえに、野菜くずを捨てる動作もよりスムーズに。一石二鳥で作業効率がアップしました!

また、白いポットにすると生ごみが見えにくく、悪目立ちもしません。防臭袋とセットで使用すれば、生ごみの嫌なニオイもしっかりカットできます。シンク内が狭くてお困りの方や、生ごみ処理が面倒だと感じている方は、三角コーナーを手放してみることをおすすめします。

3.シャンプーボトル

筆者宅では最近、シャンプーの詰め替えをやめました。使っていた詰め替えボトルは、中身が残り少なくなってくるとポンプを押してもなかなか出てこず、最後まで使い切れずにストレスを感じていたからです。

そこで、詰め替えパックに直接ポンプを取り付ける方法に変更。ポンプを押すだけで1回分の量を手に取りやすく、最後まで使い切れることにも感動しました!

逆さに吊り下げることで、収納スペースもぐんと縮小。ボトル周りに付きがちなヌメリの掃除も必要なくなり、もっと早く取り入れればよかったと感じています。

一度手放してすっきりしてみよう

普段何気なく使っていても、「やっぱり掃除しにくい」「最後まで使い切れないのがストレス」のように、モヤモヤと不満を抱えていることはありませんか? 使いにくいと感じるものがあれば、すぐに捨てなくてもよいので、まずは「使うのをやめてみる」という選択をしてみるのもアリだと筆者は思います。

使うのをやめてみることで「なんだかラクになった!」と感じたり、「やっぱり不便かも。どのような条件なら使いやすそう?」と、自分に合うものをゆっくり考えるきっかけになったりするはずですよ。

日頃の不便に気付き、今のライフスタイルに合った「モノと条件」を改めて検討することで、汚れやすい水回りもすっきりとした空間に変えられます。ぜひ、キッチンやお風呂場周りの不便を見直してみてくださいね。

筆者情報

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani

文/のぞみ

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