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にっぽんを改めて知る♪はじめての奈良めぐり

  • 2015.12.17
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豊かな自然に囲まれ、歴史ある古社寺が点在する奈良。世界遺産のお寺めぐりをはじめ、静かにゆったり歩くのがぴったりな街です。愛らしい鹿が遊ぶ奈良公園や町家が並ぶ奈良町も奈良駅(JR・近鉄)から歩いていくことができますよ。今回は、1300年の歴史を誇る奈良県の見どころを、ご紹介します。

かわいい鹿がいっぱい♪奈良公園をてくてく歩きましょう

奈良市にある県立公園の「奈良公園」。660ヘクタールもの広大な敷地内には、東大寺、興福寺、春日大社などの由緒正しき寺や、奈良国立博物館などが建っています。公園内のほとんどは芝生となっており、1100頭ほどの鹿が生息しています。桜や紅葉の名所としても有名なんですよ。

奈良公園の魅力は、東大寺、興福寺、春日大社など奈良が世界に誇る社寺仏閣が集まっており、数多くの国宝・重要文化財にふれられること。そして、広大な敷地に緑あふれる自然と、天然記念物に指定されている野生の鹿とふれあえることです。

これからの季節ですと、1月の第4土曜日に「若草山焼き」というお祭が行われます。花火とともに若草山に火が放たれ、新年を飾る炎のお祭です。他にも夏は、2万5千本以上のろうそくが奈良一帯に灯る「なら燈花会」や、秋には神官が角を切り落とす「鹿の角きり」というイベントもあり、四季折々と楽しむことができますよ。

日本でいちばん大きな仏さま“奈良の大仏さん”と会う

「奈良の大仏」といえば、大半の人がわかる非常にポピュラーな大仏像。奈良の大仏の正式名称は『東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)』。1200年以上前からこの地で人々を見守ってくれています。その、大仏像があるのが東大寺の金堂・大仏殿です。聖武天皇の発願により建立されたお寺で、華厳宗の大本山になります。東大寺盧舎那仏像をはじめ、国宝・重文級の文化財が多く、興福寺や薬師寺、唐招提寺などとともに世界文化遺産に登録されています。

五重塔や阿修羅像は圧巻!鮮烈な記憶を残す興福寺

興福寺といえば、奈良観光では外せない、全国で2番目に高い五重塔。五重塔とは、お釈迦さまのご遺骨を奉安する仏塔の形式の一つ。室町時代に建てられ、その後5回の再建をへて現在は50.1メートルもの高さがあります。五重塔以外にも、北円堂・三重塔・東金堂などの国宝があります。興福寺国宝館には、3つの顔と6本の手を持つ阿修羅像や仏像などの寺宝が展示されています。春と秋には、建物の特別公開扉や仏像の特別拝観も行われます。

全国の春日大社の総本社。縁結びのご利益もあります

春日山の麓、原始の森に抱かれるように佇む「春日神社」。本社のほかにも61もの摂社や末社が祀られています。朱塗りの社殿が鮮やかで、3000基もの燈籠が並んでおり、境内には縁結びや夫婦円満にご利益がある神社もありますよ。 今回ご紹介したほかにも、風情を感じる町家や、日本の世界遺産第一号の「法隆寺」などたくさんの見どころがあります。日本の歴史を感じさせる奈良へ、旅をしてみませんか?

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