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ハワイに留学中の日本人女性 “不本意なハンドサイン“で相手を不安にさせたワケ

  • 2023.8.25
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画像:PhotoAC

“ハンドサイン”とは、手や指の動きで自分の気持ちを表す動作を指しますが、実は日本と海外では、同じハンドサインでも異なる意味を示すことがある、というのをご存じでしょうか。

本記事では、海外で実際に体験したハンドサインの違いについてご紹介します。

まさか真逆の意味になるなんて!

日本と海外でのハンドサインの違いについて、留学経験のある30代女性が、こんな体験を教えてくれました。

 

これは私がハワイに1年間、語学留学をしていた時の話です。

当時、私は相部屋タイプのドミトリーのような安いところに住んでおり、ルームメイトがいました。

ある日、コミュニケーションをとるなかで相手を呼び寄せようと思った私は、深く考えず、日本にいた時と同じように「おいでおいで」と手招きをしました。

しかし、これは大きな間違いでした。

日本人がよく使っている“手招き”をする仕草は、実はアメリカでは「あっちに行け!」という意味として理解されてしまうハンドサインだったんです。

私が何も知らずに手招きしている様子を見たルームメイトは、一瞬顔を曇らせたものの、すぐに笑いながら意味の違いについて親切に教えてくれました。

初耳だった私は驚くばかりでしたが、この指摘で、異なる国で育った人たちとは文化の違いがあって当然であり、その違いを尊重しようと心がけるようになったと思います。

 

海外にいる間は、誤解を招く行動に注意することの重要性を学ぶ良いきっかけとなりました。

日本人はどちらかというと表情や言葉で直接的な表現をすることが苦手なので、ついつい気軽にできるハンドサインを使いがちです。しかし、手招きの仕草ひとつでも、相手がイヤな思いをするような誤解を与えてしまう可能性があることを覚えておく必要があるでしょう。

積極的にコミュニケーションをとることは大切ですが、ハンドサインだけでなく、自分が深く考えずにとる行動の一つひとつに注意を払わなければならないと感じた、貴重な留学経験でした。

ハンドサインを事前に確認してから海外へ!

海外で誰かを「こっちに来て」と手招きしたい時は、手のひらを上に向けて手招きをすればいいそうです。

またフランスでは、日本人がよくやる人差し指と親指で輪っかを作る「OKサイン」が“無能”や“ゼロ”を表し、相手を侮辱するサインとなってしまうので要注意。

このように海外と日本で意味が異なるハンドサインは他にもたくさんあるので、海外旅行の際は事前にハンドサインのチェックしておくと安心ですね。


編集:TRILLニュース

提供:30代女性・1年間ハワイに語学留学で滞在

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※画像はイメージです