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客「チラシに出ているのと違う!」手巻き寿司に“予想外のクレーム”で店員 困惑…!

  • 2023.8.10
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画像:PhotoAC

スーパーマーケットの惣菜コーナーには、日々たくさんの食品が並び、どれもおいしそうですよね。サラダや揚げ物、お寿司に麺類など、幅広い品揃えで私たちを楽しませてくれますが、お惣菜への困ったクレームもお客様から寄せられることがあるようで…。

本記事では、スーパーの総菜に対する、変わったクレームについてご紹介します。

いくらが1粒足りない!?

お惣菜への細かいクレームについて、元スーパーマーケット店員の女性が教えてくれました。

 

私がスーパーマーケットで働いていた時のこと。

その日は惣菜調理のお寿司部門の手伝いに行っていました。作業としては、大きな寿司パックに大量のシャリを並べ、その上にテンポよくネタを乗せていくというシンプルなものでした。

1つのシャリにネタを一枚乗せるだけのマグロやイカなどはとても簡単なのですが、今回問題となったのが、いくらなどの「スプーンひと匙でも分量が変わってくるネタ」です。

この時は彩りとして、エビのお寿司の上にスプーンひと匙のいくらをトッピングする必要があったので、私はいくらを掬っては乗せる、掬っては乗せる、という作業を淡々とこなしていました。しかしこのいくらのせいで、とんでもないクレームを受けることに…。

「チラシに出ているエビの寿司と実際に売っているエビの寿司では、上に乗っているいくらの粒の数が違う!少ないじゃないか!」

お客様の主張に、私は耳を疑いました。ウソみたいな話ですが、お客様はいくらの数を1つ1つ数えたようです。

そこで私も確認してみたところ、確かにチラシのエビのお寿司にはいくらが6粒、そして実際にお客様が指摘したお寿司のエビにはいくらが5粒しか乗っていませんでした。

たった、たった1粒の差です。しかし、チラシより少ないことに間違いはありません。クレームを入れたお客様には丁寧に謝罪したうえで、いくらが足りないことのないよう作り直してお渡ししました。

しかしそれ以降、店ではいくらのトッピングをやめ、エビの尻尾を折り返して重ねることで彩りを補う方法に変更。いくらの粒の数を指摘されるなんて考えたこともなかったので、とても印象に残ったクレームでした。

誤差の範囲か、クレームを入れるべき内容か

スーパーへのクレーム事例としては、異物混入や食中毒の疑い、賞味期限切れなどがあるようで、このような場合は速やかにお店へ連絡して対応してもらうべきです。

惣菜は内容量(グラム数)で価格が決まるものもあれば、お寿司のように、内容量に多少の誤差があってもネタの種類で価格は決まる商品もあります。

食材は、全ての商品をまったく同じ大きさで揃えることは難しいので、我々お客側も、多少の誤差はあるという前提で買い物したいですね。


編集:TRILLニュース編集部

提供:元スーパーマーケット店員・30代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています。