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冬の銀座にスノーマンがやってきた- 絵本の全原画や限定グッズも

  • 2015.12.17
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淡いタッチで描かれた、心がほんわか温まる世界的ベストセラーの絵本『スノーマン』。貴重な絵本全場面の原画やアニメのセル画などのほか、限定グッズもそろう「スノーマン展」が、松屋銀座で開催中です。

60ヵ国以上で読まれる『スノーマン』の世界へ

今からおよそ40年前、イギリス人作家レイモンド・ブリッグズによりつくられた『スノーマン』。やわらかな線で描かれた、心にじんと響く絵本は、世界的ベストセラーとなりました。日本では『ゆきだるま』というタイトルでも1978年に出版されています。

「スノーマン展」では絵本全場面の原画18点をはじめ、過去に2度制作されたアニメのセル画などの約80点を展示しています。今まで『スノーマン』のストーリーを知らなかった人もふくめて、物語の世界観にふれられる内容になっています。

ある冬の夜の、少年とスノーマンの物語

文章を用いず、絵だけで各情景をつくりあげる独自の表現も、絵本『スノーマン』の大きな魅力といえそうです。「スノーマン・絵本の世界」の展示コーナーにある原画を見つめると、どのコマも鮮明かつ細やかに描かれていることに気づくはず。読み手それぞれがイメージをふくらませ、物語を味わうことを作者はのぞんだのでしょうか。

『スノーマン』は一人の少年とスノーマンの冒険を描いた物語。雪の日、ひょんなことから出会った二人は、楽しいひと時をともに過ごしすっかり友だちになるものの、そのかけがえのない関係は、突然思いもよらない展開をむかえることに――

話の順に沿って展示された原画を一枚一枚たどっていくと、いつしか絵本の世界へと引き込まれていることでしょう。

日本未刊行の作品や世界中のグッズが大集結

続く「スノーマン・アニメーションの世界」のコーナーで展示している約80点のアニメの絵コンテなどからは、絵本とまた違った作品の息づかいが感じられるかのよう。

制作過程を映すムービーや着物姿のスノーマンの絵などもあって『スノーマン』の新たな一面を発見できますよ。

もともと新聞記者や漫画家を夢みた作者は、親による反対や兵役の仕事を経て、児童文学を手がけるようになりました。

「スノーマンを描いたブリッグズの世界」の展示コーナーには、日本未刊行のものを含む14点の作品が並んでいます。なかには怪物一家や戦争をテーマとしたものもあるので、『スノーマン』との絵のタッチの違いに注目してみて。

松屋銀座限定や展覧会先行販売のグッズもあるんです

展示を鑑賞しおえたら、お気に入りのグッズ探しでしめくくりましょう。ハイブランド「FEILER」とコラボしたハンカチやキャンディブーケ、ドイツ式湯たんぽなど、約300アイテムのスノーマングッズがお待ちかねです。ギフトとともに自分用にも、つい買いすぎてしまいそう。

遠くイギリスからやってきたスノーマンに会いに、さっそく銀座へ足を運んでみましょう。

※メイン画像は、イメージです。

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