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「何に見える?」あなたの“パワハラ危険度”がわかる心理テスト

  • 2023.11.1
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パワーハラスメント、いわゆるパワハラは、組織内での優位性をもって、相手に業務の範囲を超えた精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させる行為です。自分には無関係だと思っていても、思考の癖の延長線上にいつパワハラに移行してもおかしくない偏りが隠れている場合があります。自分ではわかりにくいあなたのパワハラ危険度を心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.マウス

2.蛍

3.円グラフ

4.アルファベットの「T」



1.マウスに見えた人は「パワハラ危険度20%」

図形がマウスに見えた人は、パワハラ危険度が20%と低そうです。組織内で役職を持つなど、優位な立場に立つことがあったとしても、それを利用して相手に苦痛を与えるようなことはまずないでしょう。

このタイプの人は、大多数に合わせた、中庸な思考が得意な人かもしれません。社会や集団の動きにも気を配ることができ、社会的に問題となるハラスメントについてもよく理解し、気を付けているのではないでしょうか。コンプライアンスへの意識も高いでしょう。

組織内で力を持ったとしても、他の大多数の人にどう見られるかという視点を失わないあなたは、権力を持たない時と同じく穏やかに、奢らない態度で周囲に接することができるのではないでしょうか。

2.蛍に見えた人は「パワハラ危険度40%」

図形が蛍に見えた人は、パワハラ危険度が40%とやや低そうです。組織内で役職を持つなど、優位な立場に立つことがあったとしても、それを利用して相手に苦痛を与えるようなことはほとんどないでしょう。

このタイプの人は、気配り上手で、他人の感情には人一倍敏感な人かもしれません。自然と相手の気持ちを考えることができ、自分も繊細なため、組織内で権力を持ったとしても意図して相手を傷つけるような行為はまずしないでしょう。

パワハラ危険度は低めですが、自分が繊細な分、鈍感であったり、デリカシーのない人には苛立ちを抱きやすいかもしれません。自分が気に入らない人に対しては誰しも攻撃性が強く出やすく、パワハラの危険度が高まりやすいので注意できるとよいでしょう。

3.円グラフに見えた人は「パワハラ危険度60%」

図形が円グラフに見えた人は、パワハラ危険度が60%とやや高そうです。組織内で役職を持つなど、優位な立場に立つことがあると、無意識にそれを利用して相手に苦痛を与えるようなことがあるかもしれません。

このタイプの人は、権力志向が強く、野心家な人かもしれません。自分の成功に対する熱意が非常に高いため、足を引っ張る部下が仲間が許せず、厳しく当たりすぎてしまうことがあるのではないでしょうか。

成功を追い求めるあなたは、能力も高い人なのでしょう。ですが、人の上に立つことを望むのであれば、自身の能力だけでなく、さまざまなタイプの人を上手くマネジメントする力も大切かもしれません。指導とパワハラの違いをよく認識しておくことも大切です。

4.アルファベットの「T」に見えた人は「パワハラ危険度80%」

図形がアルファベットの「T」に見えた人は、パワハラ危険度が80%と高そうです。組織内で役職を持つなど、優位な立場に立つことがあると、無意識にそれを利用して相手に苦痛を与える危険が高いかもしれません。

このタイプの人は、支配欲が強く、自分の考えに相手を染めたい人かもしれません。自分の思い通りに動いてくれる相手はよいのですが、自分に意見をしたり、十分報告をしない部下などは反抗的に感じ、必要以上に厳しく接してしまうことがあるのではないでしょうか。

相手を支配しようとする考えはパワハラの根幹です。相手だけでなく、自分を守るためにも、他者への言動には人一倍感度を高く持ち、日々自身で点検しながら過ごすことが大切かもしれません。相手は自分とは違う個人だという視点を改めて持つことも大切でしょう。



ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!
編集:TRILLニュース