店員たち「偽札だ…！」警察に届け出るも→思わず笑ってしまう“とんでもない勘違い”で一同騒然

あなたは本物の紙幣と偽札の見分けがつきますか？たまにニュースなどで偽札を使った犯罪が報道されていますが、巧妙な手口で、素人ではなかなか見抜くことも難しそうですよね。

そこで、本記事では「偽札」にまつわる勘違いエピソードをご紹介します。

「偽札騒動」について、57歳の自営業の方が、実際に体験したエピソードを教えてくれました。

大学に入学後、コンビニでアルバイトをしていた時の出来事。私は週3日ほどのペースでシフトに入っていたのですが、よく一緒になる2人のスタッフがいました。明るく元気いっぱいで、少々そそっかしさが気になる中年のAさんと、かなり年配の、物静かで優しいBさんです。

私たち3人は、同じシフトに入ることが多かったので、自然と仲が良くなったのを覚えています。

そしてある日、事件が起きたんです。

その日はいつものようにAさん、Bさん、私の3人でした。ＡさんとＢさんはレジを、私は品出しと商品整理を担当していました。

そこに、事件のきっかけとなるお客様が来店。

通常のお客様と同様、レジで商品を購入され、お金をお支払いいただき、こちらは商品をレジ袋に入れてお渡しする、という一般的なやりとりをし、お客様はそのまま店から出ていきました。

するとその直後、少々そそっかしさが気になる中年のAさんが言ったんです。

「これって…偽札だ」

その言葉を聞いたBさんは、驚きつつもそのお札をチェックし「本当だ…」とうなずきます。

突然の事件発生で慌てふためくAさんとBさんは、近くにある交番へ行き、届け出ることにしました。そしてそこでお巡りさんに、こう言われたそうです。

「これ、偽札じゃなくて、旧札ですね」

お店に戻ってきたAさんとBさんから、事の顛末を聞いた私。

お忙しいなか対応していただいたお巡りさんには感謝を、きちんと代金をお支払いしてくださった善良なお客様には、疑ってしまったことへの謝罪の気持ちでいっぱいになりました。

と、同時に、異次元の勘違いをして大騒動を巻き起こしたAさんとBさんの行動には、大笑いせずにはいられませんでした。

旧札とは、現在発行されていない紙幣のことですが、今でも問題なく使えます。

一度発行された銀行券（いわゆる紙幣）は、法令に基づく特別な措置がとられない限り、通用力を失うことはなく、使用できるとのこと。

しかし、あまりに古いと、受け取るお店側が戸惑う可能性もありますよね。心配な場合は、日本銀行で新札と交換してもらうといいでしょう。ただし、聖徳太子が描かれた1万円札などは、額面以上の価値を持つ可能性もあるので、鑑定・買取を検討するのもおすすめですよ。

編集：TRILLニュース

提供：自営業・57歳

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています

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