「あれ、固まった…」スマホが動かなくなった時にやってはいけない“NG行動”とは

「あれ、固まった…」スマホが突然、動かなくなったらどうしますか？

画面を何度もタップしたり、電源ボタンや音量ボタンを押してみたり、振ってみたりetc。焦っていろいろしてしまいそうですが、実はそれが“やってはいけないNG行動”である場合もあります。

今回はスマホが動かなくなってしまったときのNG行動と対策をお伝えします。

「やってはいけない」NG行動は次の通りです。

①焦ってSIMスロットを開ける

最近の機種で使われるSIMカードは非常に小さく、SIMスロットを開けた瞬間に飛び出して紛失や探すのに苦労することもあります。また機種によってはmicroSDカードも入っていて、むやみに出してしまうとデータ破損の恐れもありますので、SIMスロットは触らないようにしましょう。

②スマホを叩いたり振ったりする

昭和の家電は叩くと直る…なんて現象もありましたが、スマホは精密機器なので叩いたり振ったりしても直りません。それどころかスマホにダメージを与えてしまう可能性もあります。

③発熱しているから冷やす

今回取り上げている「固まって動かなくなってしまったとき」以外でも、スマホが熱を持つことがあります。そんなときに冷蔵庫や冷凍庫に入れたり、保冷剤を当てて冷やそうとするのは絶対にやめましょう。急速な温度変化でスマホの内部が結露を起こして水没と同じ故障の原因となることがあります。

熱を持っているときは、冷やすのではなく放熱をさせるのが大事。ケースから出してスマホ背面に10円玉数枚を置いてみたりするといいですよ。

スマホが固まって動かなくなってしまったら。まずは再起動を試してみましょう。もし再起動もできないのであれば強制再起動をします。「機種名強制再起動」でインターネット検索をするか、キャリアショップやメーカーに聞いてみましょう。

再起動ができたら、スマホが固まって動かなくなる直前に「していたこと」を再現します。同じように固まってしまうのであれば、使用していたアプリか本体に何か不具合が考えられます。何もなければ一時的な動作不良だった可能性が高いです。

スマホも機械ですので電源を落としてあげることも大切です。1～2週間に1回程度、スマホを再起動しておくのがおすすめです。

再起動・強制再起動を実施しても改善されない場合は故障の疑いもありますので、キャリアショップやメーカーに相談してみてください。

アプリの問題であれば、アップデートされるまでは使わないようにするといいでしょう。普段から定期的な再起動で、快適にスマホを使えるようにしてみてください。

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ライター：津田マリリン（Twitter）
スマホ・アプリライター。Androidアプリ開発の知識を活かし、スマホやアプリの魅力を発信。
編集：TRILLニュース