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これだけは押さえておきたい!ホテル勤務のマナー講師が教える「フランス料理の流儀」

  • 2023.7.15
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画像:artfood/shutterstock.com

フランス料理と聞くと、食べ慣れていなかったり、少し敷居が高いと感じたりする方もいるのではないでしょうか。誰かに誘われてフランス料理を食べる機会があると、緊張しながらお店に向かう、などということも…。

ですが、事前にしっかりとフランス料理について学んで理解しておけば、もっと身近に、そしてもっと気楽に楽しめるようになるかもしれません。

本記事では「フランス料理の流儀」についてご紹介します。

フランス料理で心得ておきたいポイントとは?

テーブルマナー講師の経験がある、現役ホテリエの30代男性が、洗練された「フランス料理の流儀」について教えてくれました。

魅力的で洗練されたフランス料理のマナーは、私がテーブルマナー講師の経験をしたなかでも、特に人気でした。フランス料理の流儀は、食事を優雅で楽しいひとときに変える要素が、たくさん詰まっているからなのでしょう。では、フランス料理の流儀とはどんなものか、ご説明します。

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画像:Minerva Studio/shutterstock.com

まず一番に心がけたいのは「ゆっくりと食事を味わうこと」です。

シンプルな材料を丁寧に調理された料理は、おいしいからと次々に食べ進めるのではなく、ー口ずつ味わっていただきましょう。料理長が込めた味と香りを最大限に楽しめるはずです。

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画像:PhotoAC

次に「コース構成に合わせたテーブルマナー」です。

フランス料理は通常、前菜、メインディッシュ、デザートの順に提供されますが、料理ごとに適切なカトラリーを選ぶことが、食事をスムーズに進めるために大切なポイントです。いくつも置かれているナイフやフォークですが、外側から順番に使う、という基本はおさえておきたいですね。

 

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画像:PhotoAC

そして「ワインとのペアリング」も重要視されます。

料理に合ったワインの選び方や注ぎ方を知ることで、食事をより一層楽しむことができるからです。ワイン選びに迷ったら、ソムリエからアドバイスを仰ぐのもいいでしょう。

最後に「雰囲気やマナー」にも気を配りましょう。

服装は、食事の場を特別なひとときにするアクセントの一つになります。落ち着いた照明や美しいテーブルセッティングに合った服を選ぶのが大切です。また、他のお客様やスタッフとコミュニケーションをとる時も、その場の雰囲気を壊さない配慮がマナーとして求められます。

フランス料理の流儀を学ぶということは、ただ食事のマナーを習得するというだけでなく、洗練された食文化に触れる楽しみや、自分の人間性を磨くことにもつながりますよ。

フランス料理は奥が深い

フランス料理を食べるうえで一番気をつけるべきことは、食事のマナーだと思っていましたが、他にもいろいろと学ぶべきことがあったのには驚きですね。

そして、フランス料理の流儀を学ぶことは、洗練された世界を楽しむきっかけにもなります。

フランス料理に興味を持った方は、マナー教室などもチェックしてみてはいかがですか?


編集:TRILLニュース編集部

提供:現役ホテリエ・テーブルマナー講師 30代男性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています

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