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知ってると役立つ!ホテル勤務のマナー講師が教える「和食を愉しむマナー」4選

  • 2023.7.22

日本人にとって、一番食べ慣れている食事といえば和食ですよね。でももし、和食の正しいマナーについて聞かれたら、自信をもって答えられますか?お箸の持ち方や、作法のタブーについて、正しく知っていますか?

本記事では「和食の極意」と、大切なポイントについてご紹介します。

マナーを学んで食を愉しむ

「和食の極意」について教えてくれたのは、現役ホテリエ且つテーブルマナー講師としての経験を持つ30代男性です。

 

私はテーブルマナー講師として、数多くの人々に、和食のマナーを伝えてきました。そのなかで、和食の極意ともいえる、大切なポイントがあります。

1.姿勢

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画像:Dragon Images/shutterstock.com

和食は美しい盛り付けを目で楽しむなど、食事に対する姿勢や態度が重要です。座る際は背筋を伸ばし、手を膝の上に置きましょう。美しい姿勢は、相手へ敬意を示すことができます。

 

2.お箸の持ち方、使い方

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画像:west_photo/shutterstock.com

お箸をしっかり握り、片方の箸を安定させ、もう一方の箸を軽く持ったら、なめらかな動きで食べ物を口へ運びましょう。習慣化するまで時間がかかるかもしれませんが、練習することで自然と身につきます。

 

3.食べ方

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画像:kazoka/shutterstock.com

和食では、食べ物を一つずつ丁寧にいただきましょう。お椀のスープやお茶碗のご飯は、すべて飲み干したり完食したりするのが望ましいです。残さずキレイに食べることで、感謝の気持ちを表せます

 

4.周囲とのコミュニケーション

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画像:kapinon.stuio/shutterstock.com

食事をしながらも、一緒に食べている方との会話や目配りを忘れずに行いましょう。和食は共同で楽しむ食事文化であり、お互いの存在を大切にする心が反映されます。

和食のマナーは独特であり、習得するには時間と努力が必要です。しかし、その美しさと深い意味に触れることで、本当の食を愉しむことにつながっていきますよ。

マナーで思いやりの心も表現

“マナー”と聞くと、食べ方やお箸の使い方を連想しがちですが、和食のマナーを学ぶことは、日本の文化や心の豊かさを理解する機会でもあるんだそう。

和食マナーを身につけることで、食べる時の美しさだけでなく、食事に対する思いやりの心なども表現できるのなら、積極的に学んでいきたいですね。


編集:TRILLニュース編集部

提供:テーブルマナー講師経験のある現役ホテリエの30代男性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています。