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「完遂」は「かんつい」と読みがちだけど本当は違う!正しい読み方とは

  • 2023.8.29
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熟語の中には、読み方を間違えやすい言葉がたくさんあります。

今回紹介する「完遂」もそのうちの一つで、誤って「かんつい」と読んでいる方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、「完遂」の正しい読み方をチェックしつつ、意味や例文などを見ていきたいと思います。

「完遂」の正しい読み方とは?

「かんつい」と読み方を誤りがちですが、「完遂」には実は正しい読み方があります。

しかし「完遂」を「かんつい」と読み間違えやすいのも、不思議ではありません。

なぜなら「遂」には「遂に(ついに)」という訓読みがあり、「かんつい」と読めば本来の読み方とも響きがかなり似ているからです。

そう、「かんつい」という読み方は、響きだけで見れば実は少し惜しいのです。

正解をチェックしてみましょう……「完遂」は「かんすい」と読みます!

「完遂」の意味とは?

「完遂」とは、完全に成し遂げることを指しています。

[名](スル)最後までやりとおすこと。完全に成し遂げること。「難事業を―した」
[補説]「かんつい」と読むのは誤り。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

なお、実際に辞書にも「かんつい」という読み方の誤りについては記載があります。

辞書に載るくらいですから、「かんつい」という誤読はかなり頻発していると考えられます。

大勢の人の前で間違えないように、十分に注意したいところです。

「完遂」を使用した例文

ここで、「完遂」という言葉について理解を深めるためにも、例文をいくつかチェックしておきましょう。

「完遂」は名詞のため、動詞的に使うときは「完遂する」「完遂した」といった表現が適切です。

  • 難しい課題を完遂できた
  • せっかく完遂したと思ったのに、ミスが発覚して水の泡になった
  • このプロジェクトは、完遂まで1年以上かかった

「完遂」という言葉を使うときは、ぜひ以上の例文を参考に、正しい使い方を心がけましょう。

まとめ

「完遂」は「かんつい」とは読まず、正しくは「かんすい」になります。

間違えやすい読み方のため、「かんつい=誤読」という表記は辞書にまで記載されています。

正しい読み方と意味を理解し、ビジネスシーンや日常生活に活かしていってくださいね。