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「海象」の正しい読み方は? 読み方と意味をご紹介

  • 2023.8.28
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「海象」という熟語の読み方を知っていますか?

読み方を知っている方からすれば、「どっち」が正しいのだろう…と迷うことが多い熟語になります。

今回は、そんな「海象」の正しい読み方について解説していきたいと思います。

「海象」の正しい読み方とは?なんと〇パターンも…

結論からいうと、「海象」の読み方はなんと3パターンもあります。

それぞれ意味も異なるため、正しい読み方はしっかりチェックしておきたいですね。

「海の象…?」と読み解いて、なんとなくピンと来た方もいるかもしれません。

そんな「海象」の読み方は、「セイウチ」「かいぞう」「かいしょう」の3つです!

「海象」は「セイウチ」の当て字!

「海象」の1つ目の読み方は「セイウチ」ですが、これは詳しくいうと熟字訓(当て字)と呼ばれるものです。

熟字訓(じゅくじくん)は言葉単位で読み方をつけた熟語であり、漢字単位で「海(セイ)象(ウチ)」とは読まないのが特徴です。

「セイウチ」は、セイウチ科の哺乳類で、長く大きなキバとあごひげを持ちます。

熟字訓の読み方は知っているとなかなかカッコイイので、これを機にぜひ覚えておきたいですね。

「かいぞう」とは…?

続いて2つ目の読み方の「かいぞう」ですが、これはまず、セイウチの別名を指しています。

そのためあまり一般的ではないものの、セイウチをかいぞうと呼んでも、間違いではありません。

ただし、場合によってはゾウアザラシを「かいぞう」の別名で呼ぶこともあります。

「かいぞう」とは、セイウチまたはゾウアザラシの別名なのです。

「かいしょう」って何?

では最後に、3つ目の読み方である「かいしょう」の意味をチェックしていきましょう。

「海象(かいしょう)」とは、海で起こる自然現象の総称を指しています。

そのため海で起こる渦潮も、海水の温暖化なども、すべて「海象(かいしょう)」です。

日常生活で使うことはあまりない言葉ですが、今回を機にぜひ覚えておきましょう。

まとめ

「海象」には、「セイウチ」「かいぞう」「かいしょう」の3つの読み方があります。

いずれも読み方としては正解なので、ぜひすべて覚えておきたいですね。

特に当て字である「セイウチ」は読めると非常にスカッとするので、雑学の一つとして、積極的にチェックしてみてください。