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意外とよく使う「躊躇う」は何と読む?

  • 2023.8.27
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「躊躇う」は非常に難しい漢字を使う言葉のため、読み方に困りやすい傾向にあります。

しかし「躊躇う」という表現は日常生活のさまざまな場面で使うため、読み方は知っておいて損はありません。

そこで今回は、「躊躇う」の正しい読み方を紹介していきます。

「躊躇う」は「ちゅうちょう」と読みがちだが…

「躊躇う」という表記を見て、つい「ちゅうちょう」という読み方をしてしまう方は多いかもしれません。

難しい漢字を使うため「そもそも読めない」という方も多いですが、「躊躇」は「ちゅうちょ」と読みます。

しっかり覚えて書くことは正直難しいですが、パソコンやスマホで変換すれば、「躊躇」という漢字はしっかり出てくるもの。

だからこそ難しい漢字ではあるものの、社会人なら意外に読める方は多いです。

そのため「躊躇」という読み方に影響されて、「躊躇う」をつい「ちゅうちょう」と読んでしまう方も少なくありません。

ではそろそろ正解を見てみましょう……「躊躇う」は「ためらう」と読みます!

「躊躇う」とは迷っていて決断できないこと

「躊躇う」とは、何かに迷っていてなかなか決断・決心できないでいることを指します。

動詞のため、使うときは「躊躇った」「躊躇わない」などの表現が可能です。

そしてこの「躊躇う」を二文字熟語にしたのが、「躊躇(ちゅうちょ)」になります。

「躊躇」は名詞のため、使うときは「躊躇する」「躊躇が多い」などの表現ができるでしょう。

「躊躇う」と「躊躇」の違いとは?

「躊躇う」も「躊躇」も意味は同じのため、基本的に違いはありません。

ただし上でも触れたとおり「躊躇う」は動詞、「躊躇」は名詞(熟語)のため、「躊躇」を動詞的に使うなら「躊躇する」という表現になります。

しかし同じように迷っていることを表現するなら、「躊躇う」も「躊躇」も知っておいたほうが語彙力が上がりますね。

これを機に、必要に応じて両方の言葉を使えるようにしておきましょう!

まとめ

「躊躇う」は「ちゅうちょう」ではなく、「ためらう」が正しい読み方です。

「躊躇う」も「躊躇」も一般的にはひらがな表記が多いですが、大勢の前で「ちゅうちょう」と言ってしまったらさすがに恥ずかしいもの。

正しい読み方と「躊躇う」と「躊躇」の違いはよく理解しておきましょう!