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「金花虫」は3文字で何と読む?【難読漢字】の読み方と意味をチェックしよう!

  • 2023.8.17
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生き物には難しい漢字が使われることが多いため、初見ではなかなか読み方がわからないものです。

今回紹介する「金花虫」もそのうちの一つで、読めない…と困っている方は多いでしょう。

そこで今回は、「金花虫」の読み方や、「金花虫」に関する知識を紹介していきます。

「金花虫」の読み方とは?

「金花虫」という漢字を目にした際は、つい「かねはなむし」「きんかちゅう」などと読んでしまうもの。

しかし「金花虫」はいわゆる当て字の一つのため、読み方を知らなければ、ほぼ正確に読むことは不可能といえます。

そんな「金花虫」の読み方の正解は……「はむし」です!

そもそも「金花虫」とは?

「金花虫」は、甲虫目ハムシ科の昆虫の総称にあたり、「葉虫」と記載することもあります。

金花虫は数ミリほどの小さな虫で、楕円形の体をしているのが特徴です。

色は種類によって異なりますが、黒や黄色、赤などがあり、光沢が見られます。

金花虫の主食は葉っぱや茎であり、場合によって「葉虫」と書かれるのはこのためです。

具体的には、以下のような種類の金花虫がいます。

  • ウリハムシ(瓜金花虫/瓜葉虫)
  • カメノコハムシ(亀の子金花虫/亀の子葉虫)
  • サルハムシ(猿金花虫/猿葉虫)

金花虫の読み方を調べるなら、あわせて金花虫の生態も知識の一つとしてチェックしておきましょう。

「金花虫」は熟字訓の一つ

「金花虫」は「金(は)花(む)虫(し)」と漢字が当てはまるわけではありません。

「金花虫」という言葉単位で「はむし」という訓読みをする当て字であり、このような当て字を国語では「熟字訓(じゅくじくん)」といいます。

たとえば同じ虫の名前なら、熟字訓には次のようなものがあります。

  • 蟋蟀(コオロギ)
  • 飛蝗(バッタ)
  • 蝸牛(カタツムリ)
  • 蜻蛉(トンボ)

それぞれなかなか難しい漢字ですね。

いずれも「蟋(コオ)蟀(ロギ)」などの読み方をするわけではないため、熟字訓として覚えておきましょう。

まとめ

今回は、「金花虫」の読み方について解説してきました。

「金花虫」は「はむし」と読む熟字訓であり、金花虫にはウリハムシやカメノコハムシなどの種類がいます。

熟字訓は基本的に調べなければわからないため、これを機に、ぜひ知識の一つに入れてみてくださいね。