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「網走駅」は"もうそう駅”…?【難読駅名】の読み方やルーツを徹底解説

  • 2023.8.10
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「網走駅」は、北海道にある難しい駅名の一つです。

読み方を知らないと高い確率で間違って読んでしまうため、北海道を訪れるとき、北海道について調べるときなどは、ぜひ正しい読み方をチェックしたいところです。

そこで今回は、「網走駅」の読み方や地名の由来をご紹介していきます。

「網走駅」の読み方!正解とは?

「網走駅」を読もうとすると、読み方を知らない場合は、「もうそう駅」「あみばしり駅」などと考えてしまいがちです。

しかし残念ながら、どちらも「網走駅」の読み方の正解ではありません。

そんな難しい「網走駅」の読み方の正解は……「あばしり駅」です!

網は一般的に「あ」とは読まないため、一発で読み方を当てるのはなかなか難しそうですね。

「網走駅」は北海道にある駅名!

「網走駅」は、北海道網走市にある駅です。

JR北海道が通る駅で、網走市を代表する駅の一つといえるでしょう。

そんな難しい地名の「網走」は、アイヌ語を起源としています。

「網走」という地名は「ア・パ・シリ」(我らが見つけた土地)から出たとも、「アパ・シリ」(入り口の地)あるいは「チバ・シリ」(幣場のある島)などの諸説があって定まりませんが、いずれにしろ「アパシリ」というアイヌ語を漢字にあてたものとされています。

出典:網走市

このように語源には諸説ありますが、アイヌ語から来ていること自体は間違いないようです。

北海道の地名・駅名について調べていると、このように必ずといって良いほどアイヌ文化に触れる機会があります。

北海道には網走駅以外にも多数の難読駅がある

北海道は、網走駅以外にも多くの難読駅があることで有名です。

それらは基本的にすべてアイヌ語を語源とする地名に由来しており、すべて初見では読めない、面白い読み方をするのが特徴です。

たとえば以下のような難読駅が挙げられるでしょう。

  • 妹背牛駅(もせうしえき)
  • 長都駅(おさつえき)
  • 発寒南駅(はっさむみなみえき)

漢字の常識が通じない、独特な読み方をする駅名なので、これを機にたくさん調べてみるのも面白そうですね。

まとめ

今回は、北海道の駅の一つである「網走駅」の読み方を解説してきました。

道内にはアイヌ語をルーツとする、難読駅名が非常にたくさんあります。

アイヌ文化に触れる良い機会にもなるので、ぜひ網走駅以外の難読駅もチェックしてみてくださいね!